下記でお伝えしたAYN Lokiは、昨今増えているポータブルゲーミングPCの世界に格安を武器に参入したシリーズ。
こちら、複数種類のCPUや構成を選択できましたが、一部を取りやめたうえで出荷に向けた最終テストを行っています。
MOQ割れで取りやめになったのは、第12世代Alder LakeアーキテクチャのIntel Pentium 8505とCore i3-1215U採用モデル。およびAMD Mendocino搭載のLoki Miniです。
最終的に製品化されるものは、AMD Athlon Silver 3050e搭載の「Loki Zero」249ドル(約33,000円)、AMD Ryzen 7320U搭載の「Loki Mini Pro」299ドル(約40,000円)、AMD Ryzen 5 6600U搭載の「Loki」489ドル(約66,000円)~、AMD Ryzen 7 6800U搭載の「Loki Max」775ドル(約10万円)の4種類となっています。
最廉価の「Loki Zero」は、↓のAnbernic WIN600と競合する最廉価なポータブルゲーミングPC。
一方で最上位機種の「Loki Max」は、Ryzen 7 6800U搭載ということで、現在出ているGPD社やAYA社などの多くのポータブルゲーミングPCと競合します。
ただ、たとえば同じSoCを搭載した↓のONEXPLAYER 2は20万円近くするのに対し10万円というのは(メモリは半分ながら)競争力がある値付けです。
その他スペックを見ておきます。
Athlon 3050e搭載で最廉価の「Loki Zero」は6インチ(1280×720)IPSディスプレイ、4GB/8GB DDR4 RAM、64GB eMMCもしくは128GB PCIe NVMe SSDストレージ、40.5Whバッテリー。
Ryzen 7320Uの「Loki Mini Pro」、Ryzen 5 6600Uの「Loki」、Ryzen 7 6800Uの「Loki Max」は共通して6インチ(1920×1080)IPSディスプレイ、8GB/16GB LPDDR5 RAM、128GB/256GB/512GB PCIe NVMe SSDとなっています。
バッテリーは「Loki Mini Pro」と「Loki」が40.5Wh、「Loki Max」が46.2Whです。
筐体デザインはほぼ共通しています。
↓のROG Allyがまもなく登場することで激震が走るこのカテゴリ。
中華各社の生き残りをかけた安値競争が激化しそうです。
販売はAYN公式ストアのこちら。
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