ROG Ally搭載のRyzen Z1は携帯ゲーミングPCに最適化されたCPU

↓でお伝えしたASUSのROG Allyは、ASUS初となるポータブルゲーミングPCです。

ASUSから5月11日に登場する、同社初となるポータブルゲーミングPC「ROG Ally」。 SoCをはじめハイスペックゴリゴリのスペ...

ゲーミングの雄であるASUSから、ついにポータブルゲーミングPCが出るということで期待は高まるばかり。

しかも事前情報では、かなりのハイスペックにもかかわらず10万円前後というお値打ち価格で、大手製品なのでコスパも最強という恐るべきプレーヤーになる可能性を秘めています。

さて、そんなROG Allyに搭載されるのは、AMDのRyzen Z1とRyzen Z1 Extreme。上位モデルがExtremeというわけですが、これの詳細がAMDから発表されました。

Z1シリーズは、Zen 4コアとRDNA 3グラフィックスを組み合わせた高速なプロセッサ。

Z1 Extremeは8コア16スレッド、RDNA 3の12コンピュートユニットで、24MBキャッシュ、TDP 15-30w、最大8.6TFLOPS。

Z1の方は6コア12スレッド、4コンピュートユニット、22MBキャッシュ、TDP同じ、最大2.8FLOPSです。

最大TFLOPSで見たGPU性能は、Nintendo SwitchのそれぞれZ1が7倍、Extremeが22倍とのこと。

Z1とZ1 ExtremeはGPU性能が結構違うようなので、価格差にもよりますが、ガッツリゲーミング用途にはExtreme搭載を選んだ方が良さそうです。

また、両プロセッサはUSB4.0、LPDDR5/5x RAMをサポート。

Z1はRyzen 5 7540Uの、Z1 ExtremeはRyzen 7 7840Uの、それぞれハンドヘルド機向けに電力消費等を最適化した改良版という位置づけのようです。

Z1シリーズはROG Ally専用チップというわけではなく、他のポータブルゲーミングPCにも採用される可能性があります。一方で↓でお伝えした中国メーカーであるGPD社のGPD Win MiniやAYA社のAYANEO 2Sは、Ryzen 7040U系を採用するとみられています。

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