GPDの2023年モデルはWin Mini、Pocket 4、P4 Maxで全サイズ網羅【Ryzen 7 7840U搭載】

↓のGPD WIN4が最新機種となるGPD社のポータブルゲーミングPC(ゲーミングUMPC)。

同社の2023年新モデルのラインナップ情報が出そろってきました。

PC機種としては「GPD Win Mini」「GPD P4 Max」「GPD Pocket 4」の3機種で、加えて外付けのGPUボックス「GPD G1 Dock」が登場するようです。

まず新ラインとなる「GPD Win Mini」から。

これは7インチFullHDディスプレイ、物理QWERTYを搭載し、最上位モデルにはRyzen 7 7840Uを搭載。エントリーレベルにはRyzen 5 7440Uを搭載するようです。

登場は6月クラウドファンディグの予定で、秋には出荷開始となります。

おなじくRyzen 7 7840Uを搭載するASUSのROG Allyと競合するモデルになります。

つづいて、他2機種は詳細スペック等はまだ明らかにされていません。

「GPD Pocket 4」は↓でレビューした「GPD Pocket 3」の後継機で、ゲーミングではないUMPC(超小型ノートパソコン)の正統機。

Indiegogoでクラウドファンディングを実施していたGPD Pocket 3が届きましたので、レビューします! フットプリントはi...

7インチ~8インチのディスプレイで、クラムシェル型の「小さなノートパソコン」。デイリーガジェット一番の好物です。

ただパフォーマンスは高く、こちらもRyzen 7 7840UとRadeon 780M搭載なので、多くのAAAゲームをプレイできる馬力があります。

続いてまもなく発売予定の「GPD P4 Max」は、終売になったGPD P2 Maxの後継機。

こちらは9~11インチと大型で、UMPCというよりは最小クラスのモバイルノートパソコンといったサイズ感。

これらGPD P4 MaxとGPD Win Miniには、最大16GB/sのデータ転送に対応したPCIe OcuLink-2ポートが搭載される見込みで、これによりもう一つの新機種である↓の「GPD G1 Dock」を接続できます。

これはいわゆる外付けeGPUで、Radeon RX 7600M XT GPUと120w TGPを備えています。205x110x29cmと小型で、持ち運びも不可能ではなさそう。

この「GPD G1 Dock」にはUSB Type-A x3、SDカードスロット、HDMI、DP x2が搭載されています。またUSB4.0/Thunderbolt 4ポートもついていますので、OcuLink-2ポートがない機種にも、5GB/sにはなりますが接続可能です。

このドックは夏にも700ドル前後で発売される可能性があるようです。

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