↓でレビューしたQWERTYとタッチパッド、ゲームパッドを一体化した小型PC「GPD WIN Max 2」に、CPUをグレードアップした2023年版が8月に登場します。
現行機との違いは、CPUのほか外部GPUと接続するためのOculinkポート、最大64GB LPDDR5x RAMに対応することです。
CPUは、6コア12スレッドのRyzen 7640U、8コア16スレッドのRyzen 7 7840Uのいずれかで、GPUはRadeon 760M/780M。Ryzen 7 6800U/Radeon 680M搭載の現行機よりもCPUコアとGPUのユニットがグレードアップしています。
ほか、16GB/32GB/64GB LPDDR5x RAMと、最大16TBのM.2 2230/M.2 2280 SSD、10.1インチ(2560×1600)10点マルチタッチディスプレイ、67Whバッテリーとなっています。
重量は引き続き1kgを超えており、小型ノートとしては重くなっています。
クラファン価格は、Ryzen 7640U/16GB/1TBが108,208円、7840U/32GB/2TBが142,058円、7840U/64GB/2TBが162,364円となっています。8月発送予定。
パフォーマンスを現行機と比べたのが↓です。
ポート類も現行機同様、USB4.0 Type-C、USB3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen2 Type-A、HDMI2.1 x1に加えて、Oculink(SFF-8612)がつきます。また、3.5mmイヤホンジャックや指紋認証センサも。
過去のポータブルゲーミングPCと比べると妥当な値付けとは思いますが、一般販売はこれより高くなりますし、何より↓でお伝えしたまもなく登場するASUSのROG Allyがパフォーマンス・価格・ブランド・サポートいずれも有利という動かしがたい事実があります。
ゲーミング用途ではROG Allyに軍配ですが、あとはQWERTY搭載のクラムシェルという点でどこまでバリューを感じられるかでしょう。(私はこの形状、好きですよ!)
実際、過去の同社クラファンと比べると、勢いも落ちているようです。
Indiegogoのクラファンページはこちら。
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