マイクロソフトは、同社が1988年にリリースしたCUIベースのオペレーティングシステムMS-DOS4.0をオープンソース化し、GitHubでソースを公開しました。
これは、2014年3月25日にMS-DOS1.1とMS-DOS2.0をConputer History Museumで公開したのに続き、初期のPC向けOSに興味のある人たちに向けた探索や実験のためと、歴史的遺産として。
ライセンスはMITで、参照用のため静的な状態に保たれており、ソース修正を提案するPull Requestを送ることは禁止されています。
また、広くリリースされることはなかった初期バージョンのコードやドキュメントも含まれています。
このコードは元マイクロソフトCTOのRay Ozzie氏による提供。GitHubはこちら。
マイクロソフトによると、このコードはオリジナルのIBM PC XTやPentium、PCemや86boxのようなエミュレーターで実行できるということです。
昨今、AliExpressではこちらの「Pocket 386」のような386マシンが販売されており、レトロPCをエミュレーターでない形で実行する環境が広がりつつあります。
また、マイクロソフトは↓でお伝えしたように、GW-BASICのソースも公開しています。