Analogueからエミュレーション無しでN64カートリッジを4Kプレイ可能なゲーム機登場!【Analogue 3D】

エミュレーターを使わないレトロゲーム再生機をリリースしているAnalogueから、新たにNintendo 64のカートリッジを4K解像度でプレイできるゲーム機「Analogue 3D」が発表されました。

オリジナルのNintendo 64から10倍の解像度となる4Kの再生が出来、マルチプレイやBluetooth LE、デュアルバンドWi-Fi、4つのコントローラーポートに対応し、リージョンフリーとなっています。

プログラム再生の仕組みは4年かけて開発したFPGA。これにより、100%互換を実現しているとのこと。

FPGAは↓のAnalogue PocketやSipeedのデバイスにも採用されている、ハードウェア言語で論理回路を書き換えられる仕組み。これにより様々な種類のカートリッジをエミュレーションなしで再生できるというわけです。

中華携帯ゲーム機が一部で流行っていますが、それらはほとんどがカスタムLinuxにエミュレータを搭載し、別途吸い出したROMイメージを再生する...
オープンソースのCPU命令アーキテクチャであるRISC-Vのプロセッサを搭載したユニークなデバイスを多数リリースしている中国のSipeed。...

カラバリは↓のブラックと、

↓のグレーがあります。

再現において最も苦労したのがCRT画質の再現のようで、2Dゲームのようなピクセル再現だけでなく、CRTに依存したポリゴンやテクスチャレンダリングを、オリジナルのCRT表示と”ほとんど見分けが付かないほど忠実に”再現しているとのこと。

コントローラーはBluetoothゲームコントローラーで有名な8BitDoと協業。Bluetooth接続で低遅延の操作が可能とのこと。

映像出力はHDMIで、ブラウン管やアナログDACには非対応。電源入力はUSB-Cで、ポート類はこのほかSDカードスロットとUSB Type-A x2を搭載。

サイズは180x230x49mmで、重量837g。

日本時間の10月22日(火)午前0時より、同社公式ストアのこちらのページで予約開始。価格は249.99ドル(約37,000円)です。

同社ハードは毎回すぐに売り切れるので、ゲットしたい方は待ち構えておきましょう。

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