大幅パフォーマンス向上の次世代Steam Deck 2はNVIDIA搭載の可能性

↓でお伝えしたように、Valveは次世代「Steam Deck 2」を開発中です。

Steam Deckは、ゲーミングプラットフォームSteamを運営するValveが2年前に発売した携帯型のPCゲームプレイ用端末。 ...

これは「大幅なパフォーマンス向上」が見込まれるということなのですが、チップに関する新たな推測が出てきています。

それは、APUにNVIDIAを採用するのではないかということです。

現在のSteam Deckには、6nmのAMD製APUが搭載されています。Zen 2の4コア8スレッド、RDNA 2の8ユニットGPUとなっています。

これに対して、ValveがProtonとSteamOSにDLSS 3サポートを正式に追加したこと、またSteamOSでのARM64のサポートテストを開始していること、加えてNVIDIAがゲーマーやクリエイター向けの新たなARM SoCの開発に取り組んでいるとから、Steam Deck 2にはNVIDIA製のARM SoCが搭載されるのではないかとされています。

現在、ポータブルゲーミングPCの世界では、AMD Ryzenが支配的です。

一方でバッテリー駆動時間を犠牲にせず大きなパフォーマンス向上を実現するというSteam Deck 2では、アップルがMシリーズチップでやったのと同じようにARMベースに移行することでそれを実現するのではという味方です。

なお、↓のように先日、現行Steam Deckにはホワイト版が登場しています。

登場以来、世界中でヒットを飛ばしているポータブルゲーミングPC「Steam Deck」 その名の通り、ゲーミングプラットフォー...