話題の「パルワールド」を色々なポータブルゲーミングPCでプレイしてみた【Steam Deck/ROG Ally/GPD WIN Mini】

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ここ数日、話題沸騰中のゲームと言えば、日本のインディーゲームデベロッパであるポケットペアが1月19日にリリースした「パルワールド」でしょう。

ヤフーニュースのこちらの記事によれば、発売3日で400万本を超えるセールス、Steamの同時接続数が120万人を突破して歴代5位など、世界中でかなりの話題となっています。

かくいうデイリーガジェットでも、速攻でDLしてプレイしております。

ポケモンやマイクラ、オープンワールドRPGなど様々な要素が混じっていて、ちょっと不条理で笑えるところがあるのですが、ゲームとしては高い自由度ややりこみ要素満載で、つい夢中でプレイしてしまう謎の魅力に満ちています。

しかもSteamで現在10%OFFの3,060円とかなり安いです。

デイリーガジェットではもっぱらポータブルゲーミングPCで「パルワールド」をプレイしていますが、今回は代表的なポータブルゲーミングPCで「パルワールド」がプレイできるかどうかを試してみたいと思います。

対象は3機種。

まずはWindows搭載ポータブルゲーミングPCナンバーワンの、ASUS製「ROG Ally」のRyzen Z1 Extreme搭載上位モデル。

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続いては、ポータブルゲーミングPCの老舗ともいうべき、中国GPD社の「GPD WIN Mini」Ryzen 7 7840U搭載上位モデルです。

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三つ目はポータブルゲーミングPCとして全世界で鉄板機の地位を築いている、Steamを運営するValveが放つ「Steam Deck」。

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価格は、それぞれ「ROG Ally」が106,000円、

GPD WIN Mini」が145,700円、

Steam Deckが256GB/512GB/1TB版まであり59,800円/84,800円/99,800円となっています。

実際のプレイの様子は、↓の動画をご覧ください。

話題の「パルワールド」を色々なポータブルゲーミングPCでプレイしてみた【Steam Deck/ROG Ally/GPD WIN Mini】

ASUS ROG Ally

まずはROG Allyから。

デフォルトでは、プリセット「中」、フルスクリーン、1920×1080というグラフィック設定。

これでターボモード・120Hzでプレイすると、普通に滑らかに快適プレイが可能でした。

ファン音はずっと回っていますが、戦闘シーンでもカクツキもほぼなく、画面上の文字も問題なく読めます。

コントローラーもXboxタイプでナビゲーション通り(「Xで枝を拾う」とあればその通りXボタンで拾える)なので、操作面でも快適です。

fpsを表示すると、安定して30~40fpsで動いてくれました。

なお、プリセット「高」にしてみると、動くには動くのですがfpsは20前後に落ち、ヌルヌル感が落ちます。

デフォルトの「中」でも十分に綺麗なので、これでプレイするのが良いでしょう。

GPD WIN Mini

続いては物理QWERTY搭載のGPD WIN Miniです。近頃のお気に入り機種。Ryzen 7 7840U搭載の上位モデルです。

Ryzen 7 7840Uが、ROG Allyに搭載されているRyzen Z1 Extremeとほぼパフォーマンスが同じと言うこともあり、プレイした感じはROG Allyと同じです。

プリセット「中」・フルスクリーン・1920×1080設定で滑らかに快適プレイ可能。

コントローラーもXboxタイプということで、コントローラーモード(本機はマウスモードとコントローラーモードを背面スイッチで切り替え可能)にすれば操作もおかしな点はありません。

ということで、GPD WIN Miniでもパルワールド快適プレイ可能です。

Steam Deck

最後はおなじみ、Steamを運営するValveのSteam Deckです。当初はeMMCモデルも出ていましたが(現在はすべてNVMeモデル)、NVMeストレージモデルです。

プリセットでは「低」・フルスクリーン・1280×800設定になります。

Steam Deck自体が1280×800解像度なので、最大解像度がFullHD未満になります。

この設定でプレイは滑らかです。FullHDありませんが、ポータブルゲーミングPCの画面サイズではまったく気になりません。十分に高精細。

ただし、ナビゲーションの文字など、一部の文字は少し細かく読みづらくなります。

また、プリセット「中」にすると、ちょうど上記2機種で「高」にしたときくらいの、fpsでいえば20くらいの動きに落ちます。

というわけで、ポータブルゲーミングPCで「パルワールド」の快適プレイという意味では、Ryzen Z1 ExtremeもしくはRyzen 7 7840U搭載モデルでプリセット「中」というのが良さそうです。(実際私もその組み合わせでプレイをしております)

いずれにせよ「パルワールド」、非常に面白いゲームですので、ぜひポータブルゲーミングPCで仕事や学校の行き帰り、帰宅後や週末などでプレイしてみてください!

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