Vivoが、エントリーモデルの新作スマートフォン「Vivo Y37c」を中国で発表しました。
昨年7月にDimensity 6300搭載の「Y37」「Y37m」、Snapdragon 4 Gen 2搭載の「Y37 Pro」をリリースしていたVivoですが、今回の「Y37c」はより手頃な価格帯を意識したモデルとなっています。
Y37cは、6.56インチのウォータードロップノッチ付きLCDディスプレイを搭載し、解像度はHD+、リフレッシュレートは90Hzに対応。最大570ニトの輝度とブルーライト低減機能を備え、目に優しい設計となっています。また、IP64等級の防塵・防水性能を備えており、日常使用でも安心です。
カメラ構成は、フロントに5MPのインカメラ、リアにはLEDフラッシュ付きの13MPカメラを搭載。シンプルながら日常使いには十分な撮影性能を確保しています。指紋認証センサーはサイドマウント式で、OSはAndroid 14ベースのOriginOS 4が採用されています。
内部スペックとしては、UNISOC T7225チップセット、6GBのLPDDR4x RAM、128GBのeMMC 5.1ストレージを搭載。さらに仮想RAMにも対応しており、マルチタスクも快適です。
バッテリー容量は5,500mAhと大きめで、15W充電に対応。通信機能はデュアルSIM 4G、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、USB-Cポート、3.5mmイヤホンジャックを備えています。本体サイズは167.30 x 76.95 x 8.19mm、重量は199gです。
気になる価格は、6GB RAM+128GBストレージモデルが1,199元(約275ドル)。カラーバリエーションは「ダークグリーン」と「チタニウム」の2色展開となっています。現時点では中国市場限定で、他国展開に関するアナウンスはありません。