Xiaomi(シャオミ)の次期フラッグシップモデル「Xiaomi 15T Pro」が、タイのNBTC(国家放送通信委員会)によって正式に認証されたことが明らかになりました。これにより、同モデルのグローバル展開が確実となりました。一方で、ベンチマークサイトGeekbench上に現れた情報については誤解を招くものである可能性が指摘されています。
Xiaomi 15T Proがグローバル認証を取得、年内登場か
Xiaomiは2024年9月に「Xiaomi 14T」「Xiaomi 14T Pro」を発表・販売しており、今回の「Xiaomi 15T Pro」はその直接的な後継モデルと見られています。
NBTCによると、モデル番号「2506BPN68G」が「Xiaomi 15T Pro」に対応するものであることが確認されており、これによりグローバル市場向けに年内に登場する可能性が高まっています。
なお、このモデルは最大1TBのストレージ構成を含む、256GB、512GB、1TBの3モデルが展開される見込みです。メモリ構成については、前モデルと異なり12GBのみとなる可能性があると報じられています。
Dimensity 9400+搭載の可能性が高まる中、誤情報にも注意
Geekbench上には「2506BPN68G」という同じモデル番号を冠した端末のベンチマークスコアが掲載されていますが、その中身には不審な点が見られます。具体的には、チップセットに「MediaTek Dimensity 8100」が使われているように見えるほか、マザーボードのコードネームが「rubens」となっており、これは2022年に登場した「Redmi K50」のものであることが知られています。
Xiaomi 15T Proには、最新の「MediaTek Dimensity 9400+」の搭載が予想されているため、現時点でGeekbenchに掲載されているスコアは、旧モデルの情報が混同されている可能性が高いと見られています。したがって、これらのスコアをXiaomi 15T Proの性能として評価するのは時期尚早です。
日本発売の予定は未定、続報に注目
現時点では、日本国内での発売予定は明らかになっていません。また、正式なスペックや価格についても情報は限定的であり、今後の認証情報や公式発表が待たれます。
引用:NBTC, Xiaomi, Notebookcheck