シリーズ色んな街の電気街・オタク街 ドバイ(アラブ首長国連邦)

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シリーズ色んな街の電気街・オタク街とは

アキバを愛してやまないデイリーガジェット。
めくるめく電気街・オタク街である秋葉原の魅力は、常に進化し続けています。
ただこのシリーズでは、少しアキバから目を転じて、アキバほどの規模はなくとも、実は色々な国の色々な街にある電気街・オタク街を取材します。

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さて、記念すべき連載一回目は、UAE(アラブ首長国連邦)の首都ドバイの電気街を取り上げます。

この国は、ご存知アラビア半島に位置する小国ですが、シンガポールや香港と並び、独自の発展を遂げているリッチな国です。

世界中から、セレブとお金が集まっており、砂漠の真ん中にあるこの街には巨大でギラギラした高層ビルが立ち並んでいます。

その象徴が、このブルジュ・ハリファ!

世界で一番高いビルです。828メートル、206階建という意味不明な高さです。

周りに建っている高層ビルと見比べれば、その巨大さが分かると思います。

実はこのバブリーな国には、アキバのような電気街があるんです。

どのような電気街なんでしょうか?

ご紹介します。

電気街へのアクセス

ドバイは狭く、タクシーが安いため、街のどこへ行くにもタクシーを利用するのが一般的です。

もちろん地下鉄も整備されているのですが、駅から遠い場所があったりもしますので、タクシーが便利がいいです。

空港から、タクシーで電気街へ向かう途中は、こんな巨大ビルが建ち並んでいます。

日本を含め、多くの国では、高層建築の外装には規制がかかっています。

それは、あまりにむちゃくちゃなデザインにして、街の景観を乱さないために必要な規制です。

ただ、ドバイにはそれがありません。

そのため、全面金色のビルや、新宿にある東京モード学園のような形をしたビルがたくさんあります。

しかも、新宿のように昔から都会だったわけではないため、砂漠の中に突然高層ビルが建っているという、面白い景観が楽しめます。

電気街は、「オールドスーク」と呼ばれるエリアのすぐ近くにあります。

「スーク」というのは「市場(いちば)」という意味で、「オールドスーク」は「古い市場」という意味になります。

「オールドスーク」はその昔、ドバイが今のようなバブリーな街になる前に成立したエリアである「オールドドバイ」と呼ばれる一角です。

元々はドバイは、ペルシャ湾岸の小さな漁師町でした。

それが、石油貿易の波に乗り、自由化を推し進めた結果、今のようなバブリーな街になったのです。

「オールドスーク」は、そんな古い時代のドバイの雰囲気を少しだけ残しているエリアになります。

「オールドスーク」には、売られているものによって、いくつかのエリアがあります。

「ゴールドスーク」は、その名の通り金細工や宝飾品の店がたくさん並んでいます。

街には、下記のような金ピカのショーウィンドウが並んでいます。

「スパイススーク」も同様で、古い町並みに、下記のようなさまざまなスパイスを売っている店が並んでいます。

また、単に「オールドスーク」と言った場合は、布製品を売っているスークになります。

ただし、「ゴールドスーク」も「スパイススーク」も「オールドスーク」も、古のドバイのように、実際にそこが金や布やスパイスの取引が行われている場所というわけではありません。

今ある店はすべて観光客向けのお土産店で、上記の写真もすべてお土産です。

また、地元の人は絶対にここで布製品や宝石やスパイスは買いません。

なぜなら全部ぼったくり価格だからです。置いているものもほとんどは中国製です。

なので、街を散歩するくらいはいいですが、店員の口車に乗せられて、「スーク」でものを買うという愚行はやめておきましょう。

ただのカモです。

いざ電気街へ

さて、電気街は、特に名前が付いているわけではありません。

タクシー運転手に「この近くに、スマートフォンを売っている店がたくさん並んでいるエリアがあると聞いた。そこへ連れて行け」と言えば連れて行ってくれます。

電気街を遠巻きに見ると、こんな感じです。

電気街に足を踏み入れると、こんな感じです。

見てわかる通り、アキバや深センと異なり、ビルの一階の路面店が並んでいます。

雑多な雰囲気で、店員はほとんどがインド人・パキスタン人になります。

お店の外観は、ほとんどがこんな感じです。

どこもスマートフォンがメインで、それ以外に、バッグや宝石、腕時計、家電製品などを置いています。

アキバにある免税店に近いイメージですね。

店内は、2種類あります。下記のように色々な種類の家電製品や小物が所狭しと並んでいるパターンが一つ。

もう一つは、カウンターが並んでいて、ショーケースの中のスマートフォンまたはタブレットを買うパターンです。

特にカウンタータイプは、値段はほとんど書いておらず、商品を指定したら、店員がその場で値段を言ってきます。もちろん観光客向けの高い価格です。

そのため、当然のように値引き交渉になるのですが、大手のオンラインショップや、ドバイモールなどの巨大量販店で買う場合と、値段の違いはありません。
(少しのおまけが付くことがあるくらいです)

おわりに

いかがでしたか?

ドバイの電気街は、そこでしか買えないものがあるとか、安く買える、などを期待できる場所ではありません。また、小さな店がたくさんありますが、それらで置いてあるものも、どこもあまり代わり映えのするものではありません。

そのため、アキバや深センのような「深み」を堪能することは難しいでしょう。

ただ、街の雰囲気がいかにも中東っぽくて面白いので(UAE人はほぼいませんが)、ドバイ旅行中に高層ビル群に少し飽きてきたら、インド人・パキスタン人ばかりのこの雑多なエリアを散策してみるのも楽しいかもしれません。

おわり

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