シングルボードコンピュータのラズベリーパイ(Raspberry Pi)をベースにしたタブレットが、今年後半にも登場しそうです。
その名も「CutiePie」です。
AndroidやiOSのタブレットのように、箱から出してすぐに使えることを目指しているようで、ラズパイ搭載OSのRaspbianに、QtというタッチベースのUIを搭載しています。
写真からも分かるとおり、ソフトウェアキーボードが搭載されており、特に設定も無くWi-Fiに接続することができます。
スペック詳細は下記の通りです。
- ハードウェア:Raspberry Pi Compute Module 3 Lite
- ディスプレイ:8インチ IPS LCD (1280×800)
- バッテリー容量:4,800 mAh
- ネットワーク:WLAN 802.11 b/g/n, Bluetooth 4.0
- インターフェース:1x USB type-A、6x GPIOピン、1x microSD
- サイズ:124(W) x 209(H) x 12(D) mm
- 重量:350g
- OS:Raspbian + UX built with Qt
8インチタブレットで、本体サイズは、Amazonが出しているAmazon Fire HD 8タブレットと同じくらいです。
ソフトウェア、ハードウェア含め、GitHub上でオープンに開発しているため、誰でも参加することができます。
開発チームは、マスプロダクションの経験がないことからクラウドファンディングは考えていないようで、まずは受注生産になるようです。
価格は未定ですが、ラズパイベースであることから、かなり廉価な設定になる予定です。
2019年後半のリリースをターゲットに開発が進められています。
このようなハードがどんどん増えていってほしいですね。
おわり
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