下記でご紹介していた4インチの小型スマートフォン「Atom L」と「Atom XL」のクラウドファンディングが、Kickstarterでスタートしました。
↓のキービジュアルの本体デザインを見ても分かるとおり、いわゆるタフネス(高耐久性)スマホのカテゴリになります。
小型で持ち運びしやすいだけでなく、主にアウトドアや建設現場、軍事利用など、高い耐久性が求められるシーンでの利用が想定されたモデルになります。
「Atom L」と「Atom XL」は、スペックはすべて同じで、唯一「Atom XL」には「Walkie-Talkie」と呼ばれるいわゆるトランシーバ機能が搭載されています。
トランシーバは、モバイルネットワークがつながらない場所でも通信が可能なようにと搭載されており、こうした部分にも本機のアウトドア利用想定がうかがえます。
通信可能範囲は最大半径8kmとなっています。もちろん都市部ではこれよりも狭くなると思います。
その他のスペックは下記の通りです。
- CPU:Helio P60オクタコア2.0GHz
- RAM:6GB
- ストレージ:128GB
- ディスプレイ:4.0インチ(1136×640)
- サイズ:134.5x65x17.5mm
- 重量:224.5g
- OS:Android 10
- カメラ:フロント8MP、リア48MP
- バッテリー:4,300mAh
- 充電:USB Type-C(急速充電対応、ただしQCかPDかは不明)
- Bluetooth: 4.2
- 認証:指紋
- Wi-Fi:WLAN 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz
- 耐久性:IP68防水防塵、MILスタンダード810G
- SIM:dual SIM(nano)
- カラー:ブラック
6GB/128GBとストレージは十分、ディスプレイは4インチで1136×640なので必要十分といったところでしょう。
CPUはHelio P60なので、いわゆるミッドエントリー機種になります。
また、近年のSIMフリースマホ標準のdualSIMや急速充電に対応していますが、急速充電規格がQCなのかPDなのかは不明です。
タフネス性能としては、IP68相当の防水防塵、および米軍のMILスペック810Gに準拠しています。
カラーはブラックのみ。
サイズは、↓のように同社の前モデルの小型タフネススマホAtomとiPhone 11の間くらいのようです。
Atomは、下記の通り現在でも販売されています。
同社はこれまで、2017年のJelly、2018年のAtomと小型スマホをリリースし、2019年にはBlackberryライクなTitanを、そして今年Atom後継となるAtom L/XLをリリースします。↓
Jellyも絶賛販売中です。↓
また、本機の特徴としては、カメラの解像度が高いことがあります。
↓のように、48MPのリアカメラを搭載しています。
昨今のフラッグシップスマホと比較するとそれほどすごくはありませんが、ミッドエントリークラスの中では高めの解像度ですね。
もちろん本機はSIMフリースマートフォンになります。
対応ネットワークは下記の通り日本の3大キャリアを含む、世界の主要な通信キャリアをカバーしているようです。
ただし、プラチナバンドに対応しているかどうかなど、細かい部分はバンド帯を確認する必要があります。
価格については、一般小売価格が、Atom LとAtom XLそれぞれ279ドル(約30,000円)と329ドル(約36,000円)になっています。
クラウドファンディング価格は、Super Early Birdが169ドル(約18,000円)と219ドル(約24,000円)で限定各200個、Early Birdが189ドル(約20,000円)と239ドル(約26,000円)、それ以降が209ドル(約23,000円)と259ドル(約28,000円)となっています。
というわけで、小型のタフネススマホが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください!
発送は6月、出資は3月の終わりまで受け付けている予定です。
クラウドファンディングのページはこちらです。
※クラウドファンディングはプロジェクト中止など各種リスクがありますので、出資する際はKickstarterの注意書きをご確認ください。
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