下記でご紹介した、DebianベースのRaspbian OSが動く8インチタブレット「CutiePi」のクラウドファンディングが5月中に開始される予定です。
↓のように、持ち運びや立てかけ用のキックスタンドにもなるハンドルがついたユニークなタブレットです。
ソフトウェアやボードデザインはすべてオープンソースで、デザインファイルはこちらのgithubでクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されています。
そのため、3Dプリントでケースを作ってプリント基板を作れば誰でも自分のCutiePiが作れるのですが、そこまではやりたくない人のためにクラウドファンディングも実施するようです。
CutiePi開発チームは、CutiePi Shellと呼ばれる、Raspbian上で動くモバイルフレンドリーなUIを開発し、本機に搭載しています。
↓のように、タブレットで使いやすそうなUIになっています。
↓のようにスクリーンキーボードやターミナルのエミュレータのほか、主要なソフトウェアが同梱されています。
CutiePi ShellはX11アプリもサポートしているため、Raspbian、Debianで動作するアプリのほとんどを使うことができるとのことです。
CPUはブロードコムのBCM2837 ARM Cortex-A53プロセッサ、1GB RAM、Wi-FiとBluetoothのサポート、micro HDMI、USB Type-CおよびType-Aポート、GPIOピン、ジャイロスコープ、microSDカードスロット、スピーカー、電源ボタンなどが搭載されています。
ディスプレイは8インチ(1280×800)のタッチスクリーン、4,800mAhバッテリーです。
キックスタンド兼用のハンドルは、↓のように浅めの角度で立てかけたり、
↓のようにスクリーン閲覧用に急な傾斜で立てかけることもできます。
基板には、組み込み用Raspberry PiであるRaspberry Pi Compute Model 3 Liteが入るスロットを備えています。↓
誰にでもオススメできるタブレットではありませんが、用途がハマる人には便利な、とてもユニークなタブレットになっています。
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