噂のオシャレガジェット・低温調理器「Nise WAVE」使ってみた【2万円でクラファン中!】

まだまだオシャレアイテム感のある低温調理器ですが、デイリーガジェットとしては今こそ使っていきましょうということで低温調理器「Nise WAVE」を紹介します!

↓で鍋に刺さっている謎のガジェットが今回ご紹介する「Nise WAVE」です。

「Nise WAVE」は、2015年にカナダで5人の料理愛好家が設立したという面白い会社です。

使ってみたら意外に、簡素なキッチン設備が多いひとり暮らし世帯にも重宝しそうなガジェットでした。

今回ご紹介する低温調理器「Nise WAVE」は、MAKUAKEのこちらのページでクラウドファンディング中です。

記事公開時点で目標額の50万を超す530万円を集め256人の応援購入となっています。

現在以下の5種類の応援購入が可能です。

  • 【早割28%OFF】本体、日本語取説:税込19,300円
  • 【本体+Makutake購入者限定バキューム特典付き】:税込24,380円
  • 【本体購入+ツールセット+Makutakeカニバル特典付き】:税込28,700円
  • 【Nise WAVE 2個セット超早割38%OFF】Nise WAVEx2:税込38,500円

クラウドファンディングは5月29日に終了で残り3日となっています。なお、一般販売予定価格は27,500円ですので、約3割引になる今お買い得です。

そもそも低温調理器ってなに?

低温調理器は耳にした方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそもどういうものでしょう?

これは、水を(火力加熱よりも)低めの温度に保って、フリーザーバッグに入れた食材を加熱調理する調理器具です。

低い一定の温度で調理すると、火力でありがちな肉の加熱しすぎを防ぎ、ムラのない焼き加減を実現できます。

また食材をフリーザーバッグに入れて調理するので水分の蒸発を防ぎ、パサパサ感のないサラダチキンなどを簡単に作ることができます。

火が強くなりすぎないように丹精込めて煮物を煮込むイメージですね。

つまり、非常に有能な加熱専属のシェフを雇うのと同じです!笑

開封&基本スペック

ではさっそく「Nise WAVE」、見ていきましょう。

箱は縦長で、外装からオシャレ感が出ています。↓

↓のように折りたたまれており、上質な紙に企業理念や調理イメージなどが書かれています。

同梱物は下記の通りシンプルです。本体、取扱説明書一式です。↓

本体は、↓のように円筒型です。手前側に見えるのが、ディスプレイ部とボタンです。

背面には、鍋の側面に固定できる大型クリップと、コンセントです。↓

スペックは下記の通りです。

  • 高さ/直径:280mm/56mm
  • タイマー設定:1分~99時間59分
  • 消費電力:1,200w
  • 温度設定:0~99度
  • 対応水量:4L~38L
  • 留め具:クリップ式
  • 水循環速度:9L/分
  • 温度誤差:0.05度
  • その他:スマホ連動

一般的な低温調理器よりも、コンパクトで対応水量が多いのが特徴のようです。

コンセントはもちろん日本形状ですが、接地(アース)極付きコンセント、いわゆる3Pコンセントになっています。

水温管理が低温調理器のキモだと思いますが、本製品はアポロの宇宙船で使われたというKalmanアルゴリズムを採用したATS (Adaptive Temperature System)システムで、より正確な水温管理を実現しているとのこと。

また、本製品はスマホアプリによる制御にも対応しています。

スマホアプリは現在英語のみですが2020年8月末には日本語版もリリースするということです。

アプリは温度や時間管理ができるほか、豊富なレシピが登録されており、またユーザーのコミュニティ機能やコンテストも実施予定。

↓のように、調理時間の目安とおいしそうな写真が並びます。

特にレシピは、プロが作ったものがたくさん入っています。これは嬉しいですね!

それでは、さっそく使ってみましょう!

実際に使ってみる

「Nise WAVE」は上部に左から下げ調節スイッチ、スタートスイッチ、上げ調節スイッチがあります。

正面に液晶があり、液晶の上部左から温度設定スイッチ、Wi-Fiの表示、時間設定スイッチがあります。

温度設定スイッチを選択して温度を上下調節スイッチで調節し、時間設定スイッチを選択して加熱時間を設定し、スタートスイッチを押したら、あとは待つだけです。

定番のローストビーフを作ってみます。57度で3時間40分調理します。

まず鍋に水を張り「Nice WAVE」を入れて温度、時間を設定しスタートスイッチを押します。深めの鍋がおすすめです。

写真は深さが11cmの鍋を使ったのですが、もう少し深い鍋の方が「Nice WAVE」も安定すると思います。

冷蔵庫の動作音程度のブーンという音が鳴ります。

水温が設定温度になると通知音が鳴ります。

下味をつけた塊肉をフリーザーバッグに入れ、そのまま鍋に入れて3時間40分待つだけです

温度は設定温度の57度に達した後、56.8〜57.2度の範囲で安定していました。

設定時間になると通知音が鳴ります。アプリを使っている場合はアプリにも通知が届きます。

というわけでできたお肉がこちら↓

ローストビーフとしてはこの後表面を強火で焼くなど更に美味しく仕上げる方法がありますが、今回は「Nice WAVE」の実力を見るということでここまでにして断面を見てみました。

焼け方にムラがなく、均一に火が通り美味しそうです。表面を強火で焼かずとも、このままで充分美味しかったです。

自分でローストビーフを作ると、作った満足感と、好きなだけ肉を食べた満足感でいっぱいになることがわかりました。笑

使ってみた感想

とにかく楽においしく料理が作れます。基本は待つだけです。できあがりを心配する必要がないというのは、気が楽ですね。

操作は見たままでわかりやすかったです。煮物など長時間煮込む料理で、放っておいても焦げる心配が無いのがいいですね。

お手入れは30回に1回程度、底のカバーを箸やスプーンの柄の部分で外し水洗い、本体と底のカバーを蒸留酢と同量の水で60度まで加熱する必要があります。

鍋とフリーザーバッグは必要ですがガスが不要なので調理の場所を選びません。ひとり暮らしのやや簡素なキッチンの方にも役に立つのではないでしょうか。

また収納も自立するスタイリッシュな形状なので、キッチンにそのまま置いてインテリアとしても馴染みます。

まとめ

デイリーガジェットには珍しめのカテゴリーである調理器具のご紹介でした。

「Nise WAVE」はわかりやすい操作で使える低温調理器で、場所を選ばないのでコンセントがあればどこでも使えるのも○です。

現在Makuakeにてクラウドファンディング中であり、1台19,300円〜で応援購入することができます。5月29日までとなっています。

発送は2020年8月予定です。

気になった方はぜひチェックしてみてください!

Makuakeの「Nise WAVE」クラウドファンディングページ↓

https://www.makuake.com/project/nisewave/

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