子どもと一緒に楽しめるプログラミング知育玩具「Tangiplay」

2020年よりプログラミング教育が小学校で必修化され、子ども向けのプログラミング講座やキットを目にすることが増えました。

デイリーガジェットの読者の皆さんは、知識はあるけれど、子どものためにどこから取り組んだらいいのか困っているという方のほうが多いかもしれません。

そんな方に良さそうなプログラミング教材が、今回レビューする↓の「Tangiplay」です。

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教材というとお堅い雰囲気ですが、これはロボットとiPadを使ってパズルゲームをしているうちに、自然とプログラミングの素養が身に付くという「知育玩具」です。

本製品は、子どもにコーディング技術を身につけさせたいと考えた3人の父親が作ったそうです。

自発性を重視するモンテッソーリ教育や、独創性・創造性を重視するSTEM教育を取り入れており、遊びながらプログラミングを学ぶことができ、空間認識、問題解決能力、ストーリーテリング(物語を創造する力)、数学的追求(物事を筋道立てて考察する力)が育つとしています。

では、さっそく使っていきましょう。

開封チェック

中身は、下記のように12個のロボットと、絵文字をイメージしたロボットの顔パーツが20個入っています。

著名なデザイン賞であるiF Design Award 2020を受賞したというだけあって、かわいらしく親しみやすい見た目です。

プログラムを組むためのロボット(タンギ)は、使う子どものことを考えてカラフルで肌触りのいい質感に仕上がっています。

調理器具などに使われるグレードのシリコン製だそうです。

ロボットの顔はマグネットで簡単に付け替えができ、子どもの自由な発想で付け替えられます。

蓋は↓のように、iPadを置く台としても使えます。

iOS向けの専用アプリをダウンロードして使います。

Android用は開発中。パズルは現在も続々追加中だそうです。

説明書は各国語があり、↓のように日本語にも対応しています。

実際に使ってみる

まずアプリをダウンロードします。

説明書にQRコードがあるのでそこからダウンロードします。

ケース裏にアクティベーションのためのQRコードがついており、このQRコードを読み取り、赤いロボット(タンギ)を画面の指定場所に置けば、アプリが使えるようになります。

手順はアプリ上にわかりやすく絵入りで説明されますので、迷うことはありません。

パズルのステージが1−1からあり、これを順に進めていくことになります。

現在、ワールド9まで見えています。↓

1−1からスタートします。軽快な音楽が流れます。

青矢印ロボットは、↓にあるようにタブレット上に置くことで、画面の中の主人公ロボットを動かすために使います。

スタート地点からゴールまで、電車を通すために主人公を進めながらレールを敷いていきます。

1-1は特に悩むことなく、ただレールを敷く練習のようなものです。

各ロボット(タンギ)は、プログラミングの条件分岐、関数の開始、終了、繰り返し、などのコマンドに対応しており、タブレット上に置いたり方向を変えることで要素を追加していきます。

手続き型プログラミングの作業を、レールを敷くというゲームに抽象化しているわけです。

要素と要素の間に要素を追加することもできます。

やり直したい時は要素をゴミ箱に捨ててやり直すことができます。

まさにコーディングですね。

対象年齢に応じて、4歳はシーケンス処理、5~7歳はループ処理、それ以上は条件分岐、関数など、パズルとそこで使える要素がレベルアップしていきます。

一通り線路を通すと、電車が進んでゴールでキラキラと光ります。

実際にやってみると、達成感があります。エラーが出ずにプログラムが動いた時の達成感です。

1−2、1−3と進んでいきますが、ゲームの途中に必要なところで直観的なレクチャー画面が出てきて、少しずつできることが増えていきます。

DSのスーパーマリオブラザーズ級の丁寧さです。進んでいくと、乗客が出てきたり、氷山、障害物、充電スポットなどが出てきます。

スタートからゴールまでの道を、線路を通すという作業を通じて、論理だてて組み立てていくことを学ぶんですね。

そこには、子どもなりのストーリーもできていくことでしょう。

ロボットたちの表情は、取り替え可能なマグネットでできています。線路の状況に合わせてロボット(タンギ)の表情を付け替えることで、そうした子どもなりのストーリーに表情を持たせることができます。

プログラミングのおもちゃですが、アナログな親しみを感じ、楽しさが盛り上がります。

主人公には充電ゲージが表示されており、1マス進むごとにゲージが1つ減っていきます。充電スポットがある面ではそこで充電ができます。

自由にレールが敷けるのに、氷に突っ込んだり、進みすぎてしまったりなど間違えることがよくあるのですが、そういう時にはレールが壊れて、自動で一つ前まで戻って待機してくれます。

ドSなゲームに慣れた身としては、深い優しさ、慈しみを感じます笑

プログラミングのレベルとしては、シーケンス(連続)、ループ(繰り返し処理)、ファンクション(関数)、コンディション(条件)までできます。

大人が一緒に楽しめる知育玩具

絵柄がかわいらしく、電車をゴールまで渡すミッションがあって、面白いと思いながらどんどん進めていくことができる知育玩具です。

学ぶ要素があるので、プログラミングに興味があるという方であれば、大人が一緒に遊んでも、大人も一緒に楽しめると思います。

「Tangiplay」は、アマゾンの↓のページから購入することができます。

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気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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