重量890g!至高のモバイルノート「ASUS ExpertBook B9」レビュー!【欠点がない・・・】

毎月新しいノートパソコンを購入している筆者が、久々に「こ、これは……イイ!!」と興奮しているのが、今回レビューする「ASUS ExpertBook B9」です。

極めて完成度の高いモバイルノートパソコンです。

14インチの大画面ディスプレイを搭載していながら、重量わずか890gです。890gですよ!

しかも↓のように狭額縁のため本体サイズは13インチノートと同程度となっています。

スペックも妥協なく、バッテリーも長持ち、耐久性も高く価格も10万円台と来ては、これはもう一生添い遂げたいレベルです。(来月また新しいノートPC買うには買うんですが……一応)

久々に興奮しながらのレビューとなることをお許しください。

販売は、家電量販店、ECサイト、ASUSストアとなっています。アマゾンが現時点では一番安く、すぐに届けてくれます。

筆者もアマゾンで購入しました。

今回は販路によって出し分けは無く、共通で下記の6種類です。(共通型番はB9450FA)

  • Core™ i5-10210U/8GB RAM/512GB SSD
    • 定価:税込139,800円/アマゾン:税込139,800円
    • アマゾンリンク:超軽量モデルはこちら 大容量バッテリーモデルはこちら
  • Core™ i5-10210U/16GB RAM/512GB SSD/Office H&B 2019
    • 定価:税込194,800円/アマゾン:税込175,320円
    • アマゾンリンク:超軽量モデルはこちら 大容量バッテリーモデルはこちら
  • Core™ i7-10510U/16GB RAM/1TB SSD/Office H&B 2019
    • 定価:税込219,800円/アマゾン:税込197,820円
    • アマゾンリンク:超軽量モデルはこちら 大容量バッテリーモデルはこちら

第10世代のCore i5/Core i7、RAM 8GB/16GB、ストレージ512GB/1TB、バッテリー容量が小さいものと大きいものの組み合わせになっています。

筆者はこのうち、真ん中の「Core™ i5-10210U/16GB RAM/512GB SSD/Office H&B 2019」の超軽量モデル(バッテリー容量が小さいもの。型番B9450FA-BM0500TS)を購入しましたので、今回のレビューもこちらです。(リンクはこちら

16GB RAMが欲しかったことと、バッテリー容量が小さい方も公称16時間駆動(大容量バッテリーモデルは30時間!)であること、CPUはi5で事足りることからの選択です。

それでは、この至高のノートパソコンを見ていきましょう!

開封とスペック

段ボールの箱に、本体とアダプターそれぞれの小箱が入っています。

↓右側に見える縦長の箱に、アダプター類が入っています。

スペックは下記の通りです。(B9450FA-BM0500TS)

  • カラー:スターブラック
  • OS:Windows 10 Home 64ビット
  • CPU:インテル® Core™ i5-10210U プロセッサー
  • GPU:インテル® UHD グラフィックス
  • RAM:16GB LPDDR3-2133
  • ストレージ: 512GB SSD(PCI Express 3.0 x2接続)
  • ディスプレイ:14.0型ワイドTFT(1,920×1,080)ノングレア
  • タッチパネル:非搭載
  • 外部ディスプレイ出力:最大3,840×2,160ドット
  • サウンドサウンド規格:ハイ・デフィニション・オーディオ準拠
  • スピーカー:ステレオスピーカー内蔵 (1W×2)
  • マイク:アレイマイク内蔵 (クアッドマイク)
  • カメラ:92万画素赤外線(IR)カメラ内蔵
  • センサー:指紋認証
    • 有線LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45)
    • 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
  • Bluetooth®:v5.0
  • インターフェース外:HDMI、USB Type-C(Thunderbolt 3)x2、USB3.1 Type-A (Gen2)×1、3.5mmイヤホンジャック
  • バッテリー駆動時間:約16.0時間
  • バッテリー充電時間:約2.2時間
  • 消費電力:最大約65W
  • サイズ:幅320mm×奥行き203mm×高さ14.9mm
  • 重量:約870g
  • 保証期間:購入日より12ヵ月間
  • アプリケーション:Microsoft Office Home and Business 2019
  • 主な付属品:ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書、microHDMIイーサネットアダプター、専用スリーブ

大容量バッテリーモデルであれば、バッテリー駆動時間が16時間から30時間になります。

第10世代Core i5、16GB RAM、512GB SSD、FullHDの14インチディスプレイ、バッテリー駆動時間16時間、重量870g、Thunderbolt 3搭載、USB Type-C給電と、欠点が見当たりません。

ディスプレイが360度回転するYoga機構や、タッチパネルが欲しいといったような、いわゆる2-in-1ニーズには向きませんが、とにかく薄くて軽くて早いノートパソコンが欲しいという方には最適です。

素材はマグネシウムリチウム合金です。手触りが良く、指紋が付きにくい加工になっており、高級感があります。

濃紺をさらに黒くしたような色で、見る角度によって細かく光るラメ加工のような表面処理がなされています。

ポート類ですが、右側面に3.5mmイヤホンジャックとUSB 3.1 Type-A Gen2、Kensingtonセキュリティスロットがあります。

USB Type-Aは、最大10Gbpsのデータ転送速度を持っています。

左側面の2つのUSB Type-Cポートは、USB 3.1 Gen 2で、こちらも最大10Gbpsの転送速度があり、またThunderbolt3をサポートする外付けディスプレイに接続できます。

給電もUSB Type-Cポートで行い、付属のチャージャーもType-Cプラグになっています。

このほか、HDMIポートとmicroHDMIポート(付属ケーブルで有線LANに接続)があります。

重量は実測で860gです。軽い!とにかく軽いです。片手でヒョイと持ち上げられます。

↓のように片手で持ちながら少しの間だけ操作をしても、苦になりません。すごい時代になったものです。

360度回転こそありませんが、ディスプレイは↓のように180度開きます。

webカメラはWindows Helloの顔認証に対応しています。

PCの蓋を開けて、ログイン→デスクトップ表示まで一瞬です。

顔認証のほか、キーボード右下には指紋認証センサも搭載されています。

キーボードについては後ほど詳しく書きます。

続いて、チャージャーやケーブル類を見ていきましょう。

付属するものは、↓のようにUSB Type-C充電器と、micro HDMI – 有線LANケーブルです。

チャージャーは65Wで、同ワット数としては一般的なサイズ・重量になっています。

ただ、各国プラグ形状に対応するためか、コンセントへの接続は充電器にさらにケーブルをつなげる必要があります。

micro HDMI – 有線LANケーブルの両端は、↓のようになっています。

このほか、純正ポーチが付属しています。

↓のように本体にぴったりのサイズで、表面も細かい溝が並ぶ落ち着いた加工が施されています。

一通りのセットアップとWindowsアップデートを終了させると、50GBほどの使用容量です。

CとDドライブに分かれています。

では、ここからは本機の素晴らしい点をご紹介していきましょう。

素晴らしい点 ①サイズ・重量

まずなんと言ってもこのサイズと重量です。

持ち上げる度に、「軽っ!」と言ってしまいたくなる軽さです。

しかも狭額縁ディスプレイを採用しているため、画面を閉じると↓のように14インチノートとは思えないほどにコンパクトです。

14.9mmの厚みも、タブレットのように全面にわたって均一なので、「板感」が薄さを印象づけてくれます。

素晴らしい点 ②処理速度

Uシリーズとはいえ第10世代Core i5-10210U(最上位モデルはi7-10510U)を搭載しており、処理は高速です。

オフィスソフト、ブラウジング、動画視聴、画像編集、Windows Updateなど、多くの作業をストレスなくこなしてくれます。

ベンチマークについては、CINEBENCH R20のCPUスコアが1,142ptsです。

↓でレビューした8.9インチUMPC(超小型ノートパソコン)「MAG1」に搭載されている第8世代のCore i7-8500Yと比較すると、倍のスコアになっています。体感速度も分かるほどに違います。

Magic-BenのMAG1は、iPad miniとほぼ同サイズの8.9インチUMPC(超小型ノートパソコン)です。 一般的なスマホと...

PCI Express 3.0のストレージも高速で、CrystalDiskMarkの計測結果は↓のようになっています。

処理速度については、モバイルノートパソコンに求められる使い方に対しては大満足のパフォーマンスを発揮してくれます。

素晴らしい点 ③ディスプレイ

14インチFullHDのディスプレイは、発色もクリアで明るく、鮮明です。

ベゼルも狭く、コンパクトな本体を開けると、迫り来るような大画面に圧倒されます。

初期設定では、拡大率150%に設定されています。

100%でも個人的には十分実用に耐えます。

素晴らしい点 ④タッチパッド

タッチパッドはかなりの面積を充てられており、窮屈さを感じず反応も良好で使いやすいです。

以前レビューしたZenBook 13では、タッチパッド部がサブディスプレイになっていました。

2019年12月21日、ASUSから最新の第10世代Coreプロセッサを搭載した13.3インチノートパソコンである「ASUS ZenBook...

「SCREENPAD™」という名称で、機能としては面白いのですが、ほぼ実用性が皆無で不要だと思っていたら、本機ではドロップされました。

「ドロップ」といっても、ただのタッチパッドになるのではなく、↓のようにテンキーを表示する機能が搭載されています。

これは、歓迎したい進化です。

以前の「SCREENPAD™」とは雲泥の差の使いやすさです。

まず、デフォルトでは非表示になっており、タッチパッド右上のアイコンを1秒押すと表示されます。

操作感が絶妙で、テンキーを使う要領でタップすると数字が入力され、タッチパッドを使う要領で操作するとタッチパッドとして機能します。

指からの入力の傾向によって、テンキーの入力にするかタッチパッドの入力にするかを自動で判断してくれます。

この設定がよくできており、テンキーを表示したままタッチパッドとして使うのに何ら苦労しません。

「SCREENPAD™」は、そもそも手をホームポジションに置いたら隠れてしまって使い道がなかったのですが、テンキーであればキーボードの補完になるので使い道があります。

タッチパッドそのもののサイズや感度から来る使いやすさと、テンキー表示機能が相まって、本機のタッチパッドは優秀です。

素晴らしい点 ⑤充電・バッテリー環境の改善

以前レビューしたZenBook 13最大の難点は、専用プラグでしか充電できないことでした。

USB Type-Cポートから充電ができなかったのですが、本機はついにUSB Type-C充電に対応しました。

バッテリー駆動時間も、軽量モデルで16時間、大容量バッテリーモデルで30時間なので申し分ありません。

付属のチャージャーは↓のように484gあります。

そもそもバッテリー駆動時間が長くチャージャーを持ち歩かなくても良いケースが多いとは思いますが、出張や旅行などでチャージャーが必要な場合でも、上記の純正を持って行く必要はありません。

↓でご紹介した、65wで100g台の軽量なマルチポートGaNチャージャーがベストです。

高コスパなガジェットを多数リリースしているiCleverから、小型GaN充電器「IC-WD11」が登場しましたのでレビューしていきます。 ...
近年人気のGaN(窒化ガリウム)搭載充電器。 次世代パワー半導体で、充電器の出力を高めると同時に小型にできるという特性により、多数のG...

実際、上記記事のチャージャーいずれも、付属の充電器と同じ出力で充電ができました。↓

もちろん、↓のような100W級のマルチポート充電器でも充電できます。

近年人気が出ている、次世代パワー半導体GaN(窒化ガリウム)搭載充電器。 充電器を小型化できて、発熱もおさえながらパワフルな出力が実現...

スマホやタブレットの充電を想定した18w~30w級の充電器では、給電できませんでした。

給電できない場合、↓のような通知が出てきます。

給電できている場合のみ、タッチパッド手前側が↓のように光ります。

分かりやすくていいですね!

というわけで、充電器を持ち運ぶ場合は、付属のものではなく、上記でレビューしたような軽量コンパクトな65W級マルチポートGaNチャージャーが良いでしょう。

素晴らしい点 ⑥華奢なのに頑丈

これだけ薄くて軽いと、耐久性が気になります。

しかし本機は、米軍の物資調達基準であるMILスタンダード810Gの複数項目をクリアしていますので、耐久性も高くなっています。

素晴らしい点 ⑦ログインが超高速

Windows Hello顔認証対応なので、画面を開いた瞬間に認証が終了するイメージです。

マスクをつけていたとしても、タッチパッド右の指紋認証であっという間に認証完了です。

高速な処理速度だけでなく、ログインがとてもスムーズなことも、ユーザーエクスペリエンスを高めてくれます。

唯一少し残念な点 キーボード

さて、神機な本機ですが、唯一モノ申すとすればキーボードです。

キーピッチやストローク、打鍵感は申し分ありません。

ピッチは18.5mmほど取られており、まったく窮屈さは感じません。

ストロークも浅すぎず、しっかりとした打鍵感があります。

ただ、ThinkPad X1 Carbonに匹敵するかと言えば、そこは劣っています。

最大の理由はキー配列です。

↓のように、EnterとBackspace、\キーが、いずれも幅が狭くなっています。

(使っている方はほぼいないとは思いますが)”UK”キーボードのようなEnterキーです。

こうなってしまった理由はおそらく、タッチパッドとホームポジションの位置関係、およびキーピッチ確保という制約があったからでしょう。

Windowsキー配列でキーピッチ18.5mmを確保したまま自然な配列で並べ、ホームポジションに手を置いたときにタッチパッドが手の間に来るためには、タッチパッドを左にズラす必要があります。(例:ThinkPad X1 Carbon、レッツノート)

本機は、18.5mmキーピッチのWindowsキー配列のままタッチパッドをMacBookのようにど真ん中に持ってきていますので、そのしわ寄せが最右列に出てきています。

個人的には、キーピッチをあと0.5mmほど縮めてZenBook 13のようにするか、あるいはタッチパッドを少し左にずらしてもキーボード領域を左右に広げることで最右列キーサイズを維持して欲しかったです。

ThinkPad X1 Carbonを使えば分かるように、タッチパッドが左にずれていても、使いにくさはそれほど感じません。

考えられる可能性としては、MacBookのようにタッチパッドをど真ん中に持ってきたいというデザイン観点、画面を見ながらのタッチパッド操作を優先した、あたりでしょうか。

とはいえ、最右列キー幅が狭くなっていても(\キー以外は)押しにくいレベルにまではなっていませんので、そこは許容範囲です。

他機種との比較

最後に、サイズ感をイメージしやすいよう、いくつか比較を載せておきます。

まず13インチMacBook Proとの比較です。

アスペクト比16:9ということもあって幅は数mm広くなっていますが、短辺は短くなっています。

画面は14インチでMacBookよりも広いので、これも狭ベゼルのなせる技です。

10.2インチiPadと比較すると画面サイズの広さがイメージできるでしょうか。

同じく狭ベゼルのZenBook 13と比較すると↓の通りです。

狭ベゼルのまま、画面がさらに広くなっています。

高い完成度のモバイルノートパソコン

以上、「ASUS ExpertBook B9」レビューでした。

冒頭にも書いたとおり、14インチの大画面ディスプレイを搭載していながら、重量わずか890g。しかも狭額縁のため本体サイズは13インチノートと同程度です。

第10世代Core i5/i7搭載で妥協なく高速動作し、バッテリーは長持ち、耐久性も高く価格も妥当と、まず買って後悔はしない仕上がりになっています。

モデルは下記の6種類で、個人的なオススメは今回レビューした16GBのCore i5モデルです。

  • Core™ i5-10210U/8GB RAM/512GB SSD
    • 定価:税込139,800円/アマゾン:税込139,800円
    • アマゾンリンク:超軽量モデルはこちら 大容量バッテリーモデルはこちら
  • Core™ i5-10210U/16GB RAM/512GB SSD/Office H&B 2019
    • 定価:税込194,800円/アマゾン:税込175,320円
    • アマゾンリンク:超軽量モデルはこちら 大容量バッテリーモデルはこちら
  • Core™ i7-10510U/16GB RAM/1TB SSD/Office H&B 2019
    • 定価:税込219,800円/アマゾン:税込197,820円
    • アマゾンリンク:超軽量モデルはこちら 大容量バッテリーモデルはこちら

あとはバッテリー持ちのニーズに合わせて、超軽量モデル(こちら)か大容量バッテリーモデル(こちら)を選択するのが良いかと思います。

モバイルノートパソコンが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください!

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