超完成度ビジネスモバイルノート!ASUSの新ExpertBook B9レビュー【第12世代Core搭載で880g~】

今回は、ASUSの最新薄型モバイルノートパソコン「ExpertBook B9」(B9400CBA)をレビューします。8月18日に発売されたばかりです。

以前レビューした↓の最新モデルです。

毎月新しいノートパソコンを購入している筆者が、久々に「こ、これは……イイ!!」と興奮しているのが、今回レビューする「ASUS ExpertB...

今回、第12世代Core i5/i7を搭載し、上記レビューの時にネガティブだったポイントも克服しており、薄型モバイルノートとしての完成度をさらに高めてきました。

Core i5版が880g、Core i7版が1kgという軽量さ、14インチのワイドで広いディスプレイ、入力しやすいキーボードや広く取られたタッチパッドなど、ゆとりと可搬性を両立させたハイクオリティな一台です。

今回、最新の第12世代Coreプロセッサ搭載で、非常に高速です。高速で、薄く、軽く、画面が広く、入力しやすい。最高じゃないか!

「究極のビジネスモバイルノートパソコン」というキャッチコピーに偽り無しです。

外観とスペック

まず、ExpertBook B9 B9400CBAには6種類あります。

アマゾンは↓の通り。希望小売価格と若干異なります。

CPUとメモリ容量以外のスペックの詳細は下記の通り。

  • OS:Windows 11 Home 64bit
  • RAM:LPDDR5-5200
  • ストレージ:PCIe4.0x4 SSD
  • ディスプレイ:14インチ(1920×1080)ノングレア
  • カメラ:92万画素
  • センサ:指紋、近接
  • 通信:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45) 、IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
  • バッテリー容量:33Wh/66Wh
  • 駆動時間:11時間/20時間
  • 充電時間:2.4時間/2.5時間
  • サイズ:幅320mm×奥行き203mm×高さ14.9mm
  • 重量:880g/1005g

レビューするのは、32GB/4TBモデルです。

同梱物は下記の通り。ACアダプタ、マニュアル、保証書、microHDMI-有線LANアダプタです。

ACアダプタは65w出力。ただし、後述するようにUSB-Cポートからも急速充電可能なので、使う機会は少ないかもしれません。

microHDMIポートに挿すと有線LANが使えるようになるアダプタも付属しています。

そしてお待ちかねの本体です。

左側面には、データ転送と給電ができるThunderbolt 4(USB Type-C)が2つとHDMI、microHDMI。このmicroHDMIに付属アダプタを挿せば、有線LANが使えるというわけです。

裏側には特に何も付いていません。

右側面には、3.5mmイヤホンジャック、USB3.2 Gen2 Type-Aです。

天板は上品な加工が施されており、シルバーに輝くASUSロゴが刻印されています。

底面は↓の通り。こうして手に持っていると、1kgのCore i7モデルであっても、薄さ・軽さを実感します。

ディスプレイは↓のように180度開きますよ。

重量はCore i7モデルで実測1,019g。Core i5モデルですとさらに軽くなります。

キーボードが使いやすく進化

バックライト搭載キーボードは、一般的な86日本語配列。広いタッチパッドと、右下には指紋認証センサが搭載されています。

以前のレビューで唯一のイマイチポイントとして挙げた、エンターキーやバックスペースが狭くなっている点が解消されています。その代わり最右部の記号キー3つが半分の幅になっていますが、バックスペースやエンターが狭いよりも影響はずっと小さいです。

軽い打鍵感で、ストレスなく長文入力できます。

ピッチは19mm確保されています。

もちろん、大きな手の人が使っても快適にタイピング可能。(写真の手の人は身長189cmあります)

B9の特徴であるNumberPadも引き続き搭載。右上のアイコンを1秒ほど押し続けると、↓のようにタッチパッドにテンキーが出てきます。数字入力を大量にしたい場合などに便利。

また、ディスプレイを開くとヒンジにより奥側がリフトアップされます。傾斜がついて、薄型ボディでもタイピングしやすくなります。

ベンチマークスコア

ベンチマークスコアを見ておきましょう。

CINEBENCH R23は、シングルコアが1,493pts、マルチコアが6,579ptsです。第12世代の10コア12スレッドで、ずいぶんと速くなりました。

他CPUとの比較は↓です。まずはマルチコア。

つづいてシングルコアです。

CrystalDiskMarkによるストレージ読み書き速度は↓の通り。読み込みは7,000MB/sに迫っており、驚くほど高速です。

広い表示領域

14インチディスプレイは、デフォルトで150%の拡大率になっています。

ただ、100%でも十分実用に耐えます。

そして、100%にすると↓のように広大な表示領域をエンジョイできます。

webカメラで顔認証も可能。キーボード部にある指紋認証とあわせてダブルの認証手段。そして近接センサを使って近づくとアンロックしてくれます。また、webカメラはセキュリティのため、物理的にスライド蓋で閉じることができます。

動画視聴も迫力あり。薄型ボディながら1wのデュアルスピーカーでサウンドクオリティも高く、コンテンツ視聴用としても便利に使えます。

充電はUSB Type-Cで行います。

薄型軽量ビジネスノートとしてさらに完成度を高めた一台

以上、ASUSの新ExpertBook B9 B9400CBAをレビューしました。

これまでの欠点を克服し、もはやツッコミどころがないほどに完成度を高めています。

薄く、軽く、高速で、画面が広く、入力しやすい。モバイルノートにこれ以上求めるものはほとんどないのではないでしょうか。

お仕事用にも、動画・画像編集用にも、コンテンツ視聴用にも、快適に使えるハイパフォーマンスな一台。

コピー通り「究極のビジネスモバイルノートパソコン」です。

もちろんオススメ!すごくイイ!

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