今回は、Vankyoの新型ヘッドホン「Vankyo C740」のレビューです。
コチラ、↓のように税込6,999円と格安ながら、さらに今なら2,000円OFFクーポンが適用できるので5,000円を切っています。
それでいて、ノイズキャンセリング対応、有線接続・Bluetooth接続両対応、30時間という長時間再生を実現しています。
スペックだけ見るとコスパは高そうなのですが、実際の音質はどうなのか?ノイキャン性能は?
そのあたり、見ていきたいと思います。
外観・スペック
同梱物は、ヘッドホン本体と充電用のmicro USBケーブル、3.5mmオーディオケーブル、オーディオ変換プラグ、キャリーケース、取扱説明書です。↓
有線接続したいときには、↓の3.5mmオーディオケーブルを使います。マイク独立のジャックは、二股の変換プラグを使います。充電はType-Cでなくmicro USB。
スペックは下記の通りです。
- スピーカー周波数帯:20Hz-20kHz
- マイク周波数帯:100Hz-10kHz
- Bluetoothバージョン:5.0
- 有効接続距離:10m
- プロトコル:HSP、HFP、A2DP、AVRCP
- 電圧・電流:5V/0.4A
- 充電時間:2時間
- 動作時間(音量60%)
- 30時間(ワイヤレス接続時)
- 30時間(アクティブノイズキャンセリングON時)
- 20時間(上記両利用時)
ドライバ径は40mmとなっています。
本体には、↓のように再生・曲送り・戻しボタンがついています。再生ボタン長押しで電源ONです。
逆側には、↓のようにANC(アクティブノイズキャンセリング)スイッチがついています。ONにするとノイキャン機能が使えて、ランプが点灯します。
ハウジングは耳全体を覆うタイプ(オーバーイヤー)、サイズ調整ができて、サイドにVankyoロゴがプリントされています。
ハウジングは90度回転でき、コンパクトに収納できます。
本体は非常に軽量です。↓のように実測で約172gしかありません。また、サイズもコンパクトですので、取り回しの良いヘッドホンです。
ノイキャン性能・音質
以上、機能やサイズ感は素晴らしく、これで音質が良ければマストバイな一台になれる本機です。
では、肝心の音質の方はどうなのか。
まずノイズキャンセリング性能ですが、こちらはさすがに高い期待はせずに試したのですが、想定通りといったレベル。
エアコンの作動音などは結構打ち消してくれますが、ホワイトノイズは大きめですし、街の雑踏などキレイには消してくれません。そこまで期待するのは酷ですが。
静寂が訪れると言うよりは、周囲の音が少し小さくなりますよ、といったイメージです。
ノイキャンは「あればいい」レベルで考えていたのですが、昨今は格安帯でも音質は結構頑張った商品が多いので、本機はどうかというとここは少し期待外れ。
特に高音のくぐもりが気になります。
また、音量自体も平均的なヘッドホンよりも2周りほど小さくなっています。
良い音とは言えないでしょう。音質は、もうちょっと頑張って欲しかったですね。
というわけで、サイズ感や軽量さ、有線・無線両接続、30時間再生などのスペックは魅力的で価格もかなり頑張っているだけに、音質は残念な本機でした。
音質は特にこだわらず、長時間再生可能で軽量コンパクトなBTヘッドホンが欲しいという方には良いかもしれませんが、個人的には次のモデルに期待したいところです。
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