睡眠を改善したい人向けスマートバンドOPPO Watch Freeレビュー

今回は、OPPOの新型スマートバンド「OPPO Watch Free」をレビューしていきます。

予約したのち発売日にゲットし、これまで17日間、毎日つけて使ってきました。かなり愛用しています。

大量のスマートウォッチを使っている中、いくつか残念ポイントもある本機をここまで使い込んでいる理由は一つで、”睡眠”です。

本機は、睡眠のトラックが優れていて、自ら普段から課題に感じている睡眠を見直し、改善するのに役立ちます。

バッテリー駆動時間が長いとか、防水に対応しているとか、画面が見やすいなどの基本的な機能が揃っているのも良い点。

↓のようにアマゾンで税込9,980円で販売されています。

それでは、見ていきましょう!

外観とスペック

同梱物は、スマートウォッチ、充電用ケーブル、マニュアルです。Apple Watch風の細長い個装箱に入っています。充電は専用端子で、USB-Aで給電します。

スペックは下記の通り。

  • モデル名:OWWE201
  • ディスプレイ:1.64インチ(456×280)有機EL
  • 防水:5ATM
  • GPS:非搭載
  • センサ:心拍数、血中酸素
  • バッテリー容量:230mAh
  • 入力:5V/500mA
  • Bluetooth:5.0

有機ELのディスプレイは綺麗です。ベゼルは最新Apple Watchと比べれば太めですが、スマートバンドとしては違和感ないレベル。

バンドは付け替え可能ですが、同梱されているものはレザー風のシボ加工を施した樹脂製。

バンドを固定した先の部分は、手首内側に巻き込むように収納します。Apple Watch同様ですね。キツキツに固定すると収納しづらくなるので、穴1~2つほど緩めに留めるのがコツです。

底面にはOPPOロゴ刻印と、充電用マグネット端子、センサです。

重量は、実測で33.7g。公称スペックの20gよりはだいぶ重いですが、それでもかなりの軽さです。お風呂の時以外は常につけていますが、全く気になりません。

機能はシンプル

ウォッチの使い勝手はシンプルです。

「HeyTap Health」という専用アプリを使ってペアリングするのですが、まずはウォッチ自体の操作を見ておきましょう。

ホーム画面から左向きにスワイプすると、アクティビティが出てきます。歩数や消費カロリーなどが一覧で表示されます。

更に左側にスワイプすると、最新の睡眠時間が出てきます。

もう一度左にスワイプで心拍数計。

さらに左側で、血中酸素計が出てきます。

左に3回スワイプすると心拍数を、4回スワイプで血中酸素を計測し始めてくれます。

続いては、ホームから右にスワイプした場合。

↓のように、機能・アプリが一覧で出てきます。

エクササイズを選んだり、ここからも心拍数計などを起動したりできます。

また、ストップウォッチやアラーム、カメラコントロール(スマホカメラのシャッターを押す)、水分補給リマインダーなど、よくある機能が一通り載っています。

エクササイズからはスポーツモードを選択できます。Apple Watchのように、たとえば自転車で走っていると「自転車乗ってますか?」みたいな通知が出てきて、そこからエクササイズモードを立ち上げることもできます。ただし、Apple Watchほどは頻繁かつきめ細やかに教えてくれません。後述するようにバッテリーがかなり長い期間持ちますので、一日しか持たないApple Watchよりはだいぶ省エネになっているようです。

上から下にスワイプすると設定画面やバッテリー残量。

上向きスワイプでスマホの通知が見られます。

以上、特に変わった点はなく、機能としてはオーソドックスです。

アプリもシンプルで見やすい

アプリのホーム画面は下記の通り。歩数や消費カロリー、心拍数や睡眠時間などが一覧できます。特に悩むものはありません。

ほか、フィットネスタブではスマホ側のGPSを使って、ランニングやツーリングを位置情報とあわせてリアルタイム計測してくれます。

ウォッチフェイスも豊富。バンド側に送るフェイスは7種類選択できます。

実際の使い勝手 – 良い点

良い点は、なんと言っても睡眠計測。

アプリでは、↓のように日ごとに深い睡眠・浅い睡眠・覚醒がそれぞれどの程度とれたかが一目瞭然です。さらに、平均睡眠時間も出てきます。

↓のようにいびき計測もあります。これをONにして、スマホを隣に置いたまま眠ると、よりトラッキングの精度を高めてくれます。

「最近睡眠時間が足りていない気がするなあ」と感じることはあると思いますが、このように毎日何時間睡眠をとっているか、さらに深い睡眠・浅い睡眠の頻度や長さも含めて客観的に見せてくれると説得力があります。

二度寝とか、入眠時間なども分かります。計測の精度は高めで、長時間眠っていてもなんとなく疲れが取れていなかったりしたときに見てみると、深い睡眠時間が短かったりと、自らの睡眠の質を知るにも一役買ってくれます。

また、バッテリー駆動時間の長さや、充電時間の短さも良い点です。

実際に、毎日装着して使っていると、フル充電から12日間持ちました。充電は0%から数十分でフル充電できます。

実際の使い勝手 – 悪い点

使っていてストレスなのは、自動点灯の精度が悪いこと。

↓のように「手首を傾けて画面オン」にしていれば、ウォッチを顔に向けたら画面が付くはずなのですが、これが全く機能しないことがよくあります。

画面をタップする必要があるのは、特に時間を見るときにストレスです。

バッテリー駆動時間を優先したのでしょうが、常時点灯もありませんので、傾き検知が甘いのは不便です。

睡眠を改善したい人にはオススメできる

以上、色々見てきましたが、スマートバンドとしてはよくできています。

画面のクリアさ、防水、軽さ、バッテリー駆動時間の長さ、カバーしている機能は不足ありません。

そして、睡眠トラックの精度、集計の見やすさも○。睡眠に課題を感じている方は多いと思うので、そんな方にはオススメできる一台。

というわけで、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょう。

OPPO Watch Freeは↓のようにアマゾンで税込9,980円で販売されています。

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