昨今、新機種投入がすさまじい勢いで続いている携帯型Windowsゲーム機。
中国メーカーらしく極端な低価格化競争が激化しています。ユーザーにとっては嬉しい状態ですが、モデル数過多な上に新規参入も相次いでいるので、薄利合戦で今後は淘汰が進みそう。
まず、↓でお伝えしたAYNによる「AYN Loki」シリーズ。250ドル(約3.2万円)からという廉価での予約開始となっています。上位モデルのRyzen 6000U系搭載機も軒並み10万円を切っています。
このAYNを明らかに意識した動きを取っているのがAYANEO。
AYN Lokiによく似たスペックで、よく似た価格・スペック構成のポートフォリオに軌道修正(下方修正)を計っています。
最廉価「AYANEO AIR Plus」シリーズ
まずは廉価ラインのAYANEO AIR Plusシリーズ。
こちらは6インチ(1920×1080)ディスプレイを搭載したシリーズで3モデル。
最廉価はPentium Gold 8505(4コア6スレッド)搭載で、249ドル(約3.2万円)。次いでCore i3-1215U(6コア8スレッド)で299ドル(約4万円)、AMD Mendocino搭載で299ドルとなっています。
OSはWindows 11・AYANEO OS(Linuxベース)・Steam OSから選択可能。
出荷は、Intel版が2022年12月末、AMD版が2023年2月末となっており、出荷時期までほぼ同じ。
「AYANEO 2 Geek」
続いて、2023年2月に登場するAYANEO 2のスペックと価格を若干落としたGeek版です。
共通して7インチディスプレイと16GB RAMを搭載。OSはWindows11とAYANEO OSから選択可能。
Ryzen 7 6800U/512GB SSD版が4599人民元(約9万円)、Ryzen 7 6800U/512GB SSD版が4788人民元(約93,000円)となっています。こちらのページで中国向けの予約が開始しており、グローバル向けも追って登場予定。
AYANEOは下記でお伝えしてきた通り、メインラインの「AYANEOシリーズ」、最高スペックを志向する「AYANEO NEXTシリーズ」、軽量さを売りにした「AYANEO AIRシリーズ」、そして物理QWERTY搭載「AYANEO Slideシリーズ」の4シリーズ展開になることが発表されていましたが、ここに最廉価の「AYANEO AIR Plus」シリーズが加わる形です。
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