物理QWERTYキー搭載の手のひらLinux PC「ShaRPiKeebo」【Zero W駆動】

シングルボードコンピュータとして有名なRaspberry Piのうち最小サイズのシリーズがRaspberry Pi Zeroシリーズ。

このZero Wまたは2Wで駆動し、物理QWERTYキーボードとゲーム用のコントロールボタン、バッテリー、ディスプレイを搭載した手のひらサイズのLinuxコンピュータ「ShaRPiKeebo」が登場しました。

ハードウェアハッカー系クラウドファンディングサイトのCROWDSUPPLYでクラファン実施中。

昨今の大手クラウドファンディングサイトは、中国の業者が中国で売れ残った商品や部材を斬新な新商品であるかのように喧伝し、高額で売りさばく手段になっている事例が少なくありません。

そんな中、アメリカのCROWDSUPPLYは本当にハードが好きなギーク連中が立ち上げているプロジェクトが多い優良サイト。(日本にもこういうギークのためのクラファンサイトを立ち上げたいです)

さて、話をShaRPiKeeboに戻しますが、本機は↓のようなカスタムプリント基板をベースに、片手に持って親指でポチポチ押せるサイズ感です。

サイズは115x66x20mm、対応MCU/SBCはRaspberry Pi Zero Wもしくは2W。画面はシャープ製の2.7インチ(400×240)モノクロディスプレイ。長距離無線トランシーバも搭載。ちなみに2WはCortex A53のクアッドコアに進化しました。

バッテリー駆動を前提に設計されていますので、USB Type-Cポートからの給電でリポバッテリーを充電します。3,000mAhもしくは6,000mAhを選択できて、それぞれ3時間・6時間駆動。

キーボードは56キー、加えてゲーム用コントローラーとして使えるD-Pad配列も上部についています。

↓のようにインベーダー風ゲームをプレイしたら最高にカッコいいことになります。

シスアドがSSHでサーバに入ったりするのも、↓のように近寄りがたいレベルのカッコよさです。

オープンソースなので、GitHubのこちらを使って3Dプリントすることもできます。

CROWDSUPLLYのこちらのページでクラウドファンディング実施中。

もちろんクラファンなのでリスクはつきもの。出資してもなかなか届かない可能性は大いにあります。

150ドル程度なので、出資する場合はそのあたり分かった上で、期待とともにポチり、その後すぐに忘れましょう。忘れた頃に届いたら楽しい気持ちになります。

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