ONEXPLAYERシリーズは、One-Netbook社が展開する携帯型のWindows搭載ゲーム機。
ハイエンドなモバイル向けチップセットを採用しており、今後登場する最新版は↓のONEXPLAYER Mini Proで、Ryzen 7 6800U搭載です。
さて、このONEXPLAYERですが、より低速なチップセットを採用した廉価版「ONEXFLY」がベータテスト中です。
weibo等で公開された情報によると、本機は6インチ(1920×1080)ディスプレイで、AMD Ryzen 5 7520Uを搭載。
現行のONEXPLAYERシリーズは最小のMiniが7インチなので、さらに小型化。
Ryzen 5 7520UはAMDが今年5月に発表したMendocino世代のAPU。CPUコアはZen 2、GPUはRDNA 2アーキテクチャで、6nmに微細化。Radeon 610M GPU搭載の4コア8スレッドです。WindowsやChromeOSを搭載したモバイル機向けの省電力チップ。
価格・パフォーマンスともに、ONEXPLAYERシリーズよりもかなり抑えられるでしょう。
↓でレビューしたAnbernic Win600やAYANEO AIRシリーズのように、昨今は廉価で小型なWindowsゲーム機が増えてきています。
最新3Dゲームはプレイできませんが、軽めのタイトルやストリーミングでゲームをする、エミュレータを動かすなどの用途です。
似たコンセプトで、↓のロジクール製Logitech G CloudなどAndroid採用機も増えています。
今後は、こういったスペックそこそこで5~10万円の価格帯が主流になるかもしれません。モバイルハイエンドを志向してきたこのカテゴリーの潮流が変化しつつあるようです。
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