レノボがLegionゲーミングスマホ事業から撤退へ【ASUS一人勝ち】

レノボのゲーミングブランドLegionには、ゲーミングPCやゲーミングノートPC、周辺機器など多数の商品ラインナップがあります。

その中で、ゲーミングスマホ事業については撤退することが明らかになりました。

ANDROID AUTHORITYがこちらの記事で報じているもので、ANDROID AUTHORITYからの質問に対し、レノボ広報が確認したものとのこと。

声明によれば、これは同社のゲーミングポートフォリオの整理の一環で、ゲーミング事業自体から撤退するものではないようです。

レノボはスマートフォン市場では弱小プレーヤーですが、ゲーミングスマホという高付加価値カテゴリで収益化を図ろうとしていました。

ただ、一般的なハイエンド機やミッド・ハイ機でも、ほぼ問題なく高負荷なゲームがプレイができてしまうような現在の状況で、ゲーミングに特化した高額なスマホを購入しようという層がそもそも非常にニッチです。

また、ゲーミングスマホはその特性上、常に最上級のパフォーマンスをたたき出す設計が求められるため、開発費も大きくなるでしょう。

というわけで、今回の同社の決断に至ったようです。

↓のLENOVO LEGION DUEL 2など、ユニークな機種をコンスタントに出していただけに残念ではあります。

レノボの撤退により、ゲーミングスマホというニッチ市場では、ますますASUS一人勝ちの色が濃くなってきました。(ASUSもマス向けスマホ市場ではニッチなプレーヤーですが)

シャオミのBlack Sharkも、同社ミッドレンジ機と比べると成功しているとは言いがたく、ASUSのゲーミングスマホには強力な競合がほぼ存在しません。

ROGという強いゲーミングブランドを背景に、ASUSは↓でお伝えしたポータブルゲーミングPCなど新たな製品も精力的に投下を続けています。

昨今、GPDやOne-Netbook、AYANEOなどの中国メーカーから、Windows搭載のポータブルなゲーミングマシンが大量に登場してい...

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