ASUSからまもなく登場する、同社初となるポータブルゲーミングPC「ROG Ally」
ハイパフォーマンスなCPUを搭載したWindows 11機で、Steam Deckの倍の性能がありながら、リーズナブルな価格になるとみられています。市場に大きなインパクトをもたらすでしょう。
こちら、ついにASUSから正式なプレスリリースが発表され、発表・発売が5月11日である点と、主要なスペックが明らかになりました。
価格については未発表ですが、その他のスペックはおおむね判明です。
まずバリアントは、ROG Ally(Z1 Extreme)とROG Ally(Z1)の2種類あり、主にチップが異なります。
共通スペックとしては、7インチ(1920×1080)IPSディスプレイ、最大120Hzリフレッシュレート、500ニト、最大16GB LPDDR5 RAM、最大512GB PCIe Gen4 M.2 2230 SSD、Dolby Atmos対応フロントスピーカー、重量608g。
TDPは15~30wで、デュアルファン内蔵。ポート類は、ASUS XG Mobileアダプタ兼用のUSB-CとmicroSDカードスロット。イヤホンジャックは不明です
CPUは、AMD Ryzen Z1 Extremeと、Ryzen Z1です。いずれもカスタムチップセット。
Extremeの方は8つのZen 4コア、16スレッド、12 RDNA 3 GPUユニット、24MBキャッシュ。
Z1の方は6つのZen 4コア、12スレッド、4xRDNA3で22MBキャッシュです。
AAAゲームをストレスなくプレイできる高速性能と、発熱やバッテリー駆動時間のバランスも有したマシンになることが期待できます。
あとは価格ですが、冒頭記事のように、最低構成ではSteam Deckと競合できる価格すなわち10万円前後になると見られています。
そうなると、他のポータブルゲーミング機と比べて、処理性能もコスパも頭一つ抜けた存在になる可能性があります。
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