昨今、Intel N100搭載の廉価PCが急激に増えてきています。
AtomやCeleronに連なる省電力の廉価CPUながら、第12世代Core UシリーズのプロセッサからPerformanceコアをなくし、Efficiencyコアのみにしたものということで、最大3.4GHzの4コアでAtomやCeleronよりも大きくパフォーマンスが改善しています。
さて、このN100搭載廉価PC、従来はノートパソコンやミニPCでしたが、ついにUMPC(超小型ノートパソコン)が登場しました。
それが↓で、見ての通りディスプレイが180度回転することで、WindowsタブレットPCとしても使える2-in-1タイプです。
ノンブランド品で、現在AliExpressのこちらのページで販売中。(※注意:スペックと商品画像に一部相違があったり、製品画像が明らかにスペックよりも薄く加工されていたりするので、購入するのはそのあたり“分かっている”方のみにしましょう)
12GB/128GB SSD版が51,319円で、最大12GB/2TB版の68,272円まで選択可能です。
見た目は、↓でレビューしたOne-Netbook A1やGPD Pocket 3とよく似ています。
ノンブランド品ということもあり、製品写真やスペックでは一部注意が必要です。
CPU以外のスペックは、最大12GB LPDDR5 RAM、8インチ(解像度不明)IPSタッチ対応ディスプレイ、アスペクト比は16:10、1,024段階筆圧検知ペン対応、Wi-Fi6、2MP webカメラ、3,200mAhバッテリー、30w PD充電、サイズは198x138x19.7mm、重量780gなど。
TPM2.0対応のためOSはWindows 11対応ですが、出荷はWindows 10 21H2で行われます。
厚さは19.7mmなので上述したOne-Netbook A1やGPD Pocket 3と同じか少し厚いくらいですが、製品写真は薄く加工されています。中華では大手含めてよくある詐欺的な見せ方です。
重量780gなので、550gほどのOne-Netbook A1よりもだいぶ重くなるでしょう。
キーボードは↓のように変則US配列で、ポインティングデバイスは極小パッドタイプ。
カメラは左ベゼル上部という変則的な位置にあります。
ポート類は、USB-C、HDMI、3.5mmイヤホンジャック、USB3.0 Type-A、有線LANとなっています。
本機が良いかどうかは別にして、今後Intel N100搭載UMPCが他にも出てくるかもしれないという点については、嬉しい限り!
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