今回は、多数の廉価オーディオ製品をリリースしているOneOdioのオープンイヤーイヤホン「OpenRock Pro」を提供いただいたのでレビューします。
一般的なイヤホンは耳の穴に押し込むタイプですが、本機は耳の穴を塞がず、外から小型スピーカーのように鳴らすタイプです。
密閉されないので開放的である一方、当初使ってみる前までは音質には期待していませんでしたが、実際に使ってみて音質の高さに驚きました。
まさに「期待の10倍」良い音でした。押しボタン式の操作もしやすく、良い製品です。
本機は現在、アマゾンの↓のページで税込17,999円で販売中。さらに1,000円OFFが適用できるため、16,999円で購入できます。
耳の穴を塞ぐタイプが苦手だが音質は犠牲にしたくないという方にピッタリの一台です。
それでは見ていきましょう!
外観とスペック
まず同梱物は、イヤホンと充電用ケース、マニュアル類です。
マニュアルは日本語対応。
充電ケースは丸っこく、一般的な完全ワイヤレスイヤホンよりも一回り大きくなります。
底面にはリセットボタンとUSB-Cポート、LEDインディケータがついています。
ヒンジ部はシルバー。
↓のようにガバッと開きます。
スペックは、対応コーデックがSBC、AAC、aptX。接続はBluetooth 5.2で、周波数は20-20,000Hz。ドライバは16mmと大型で、IPX5防水対応。連続再生時間はイヤホン単体で19時間、ケース再充電込みで46時間。充電時間は1.5時間です。Bluetooth接続距離は15m。
重量は、イヤホン片耳が13.3g。
ケースと全部含めると92gでした。
手のひらに載せるとこんな感じ。ポケットに入れると少しかさばるので、カバンに入れるか、長時間駆動で耳を塞がないので一日つけっぱなしもアリだと思います。
AirPods Proと比べると、フットプリントは↓の通り。
厚みも↓で、ケースは大きめ。
実際の使い勝手と音質
本体内側に、↓のように再生用スピーカーがついています。
外側は(光りの具合で見にくくなっていますが)シルバーのパーツにロゴが入っています。両耳底面には物理ボタンがついていて、曲操作ができます。
スティックの部分はグリグリ曲がるようになっていて、耳にフィットします。
耳の周りに巻き付けるようにして装着します。メガネをかけていても問題なく装着できました。
操作は、ボタン1回押しで再生・停止・通話・通話切り、2回押しで右が音量アップ・左が音量ダウン、3回押しで音声アシスタント、1.5秒押しで曲送り・曲戻しです。
音量上げ下げや曲戻し・曲送りもできて便利です。
イヤホンにもLEDインディケーターがついていて、ペアリング状態や着信状態が分かります。
冒頭に書いたとおり16mmドライバで音質が良く、耳を塞がないながら迫力ある低音とクオリティ高いサウンドが楽しめます。
耳を塞がないので外の音も聞こえる一方、音楽もしっかり聴けて通話もクリア。
外の音が聞こえるのでつけっぱなしにもしやすく、通勤・通学やワークアウトなど幅広いユースケースで活躍してくれます。
さすがに音漏れはカナル型よりもありますが、爆音にしない限りは思った以上に静かな印象。
使ってみて、このタイプの製品を見直しました。
想像の10倍良かった
以上、OneOdio製のオープンイヤー型イヤホン「OpenRock Pro」を見てきました。
あらためて、使い勝手の良さ、長時間駆動、音質の良さ、通話品質の良好さに関心しています。
耳を塞ぐカナル型は耳の穴に負担がかかり続けますし、圧迫感も多少なりとも感じますが、本機は耳全体に重さが分散し、かつ耳を塞がないのでそういった圧迫感がありません。
同じく耳を塞がない骨伝導と比べても、そもそも音が良く、こめかみに触れ続ける圧迫感もありません。
これは結構オススメですので、オープンイヤー型が気になっていた方は、ぜひチェックしてみてください!
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!