今回は、多数の廉価オーディオ製品をリリースしているOneOdio製の完全ワイヤレスイヤホン「OneOdio F2」をレビューします。
こちら、何より価格がインパクトあります。
アマゾンの↓のページで、税込1,799円で販売されています。
一般的な大手メーカー品の中クラス以上の完全ワイヤレスイヤホンの10分の1以下の価格。
音質は、さすがに上質とは言えませんが、廉価品によくある音割れなど聴いていて不快になるようなレベルではなく、メリハリある音で”普通に”聴けます。特に低音の迫力出しは頑張っているようです。(中高音は弱いです)
防水対応やマイクもついていて、この価格では満足度の高い一台でしょう。
それでは、見ていきましょう。
付属品は下記の通り。本体と充電ケース、充電用USB Type-A to Cケーブル、交換用イヤーピース(S/M/L)、マニュアルです。
マニュアルは日本語にも対応しています。
本体は、前面に変わったデザインのロゴ部、左下にはOneOdioロゴの下に4つのLEDインディケータ。LEDはそれぞれ、充電レベル15%~30%、30%~50%、50%~75%、75%~100%の4レベルを表します。
底面には充電用USB Type-Cポート。
背面には特に何も書かれていません。プラスチック製ケースですが、表面にマットな処理が施されていて、質感は悪くありません。
開くとこの通り。
スペックは、対応コーデックがSBC/AAC、Bluetoothバージョンは5.0+EDR伝送、接続範囲は10m、ドライバー径は10mm、周波数帯は20Hz-20kHz、感度は103±3dB、バッテリーは5V/800mAhです。1.5時間充電で、イヤホン単体最大5時間、ケース再充電で最大40時間駆動となっています。
IPX5防水対応で、片耳再生も可能です。
重量は↓のように実測で49gです。
イヤホン部はうどんスティックタイプで、実測5gとなっています。
イヤホンは、タッチ部が金色になっています。また、マイク穴がいくつか空いています。
操作は、1回タップで再生・停止、左右2回タップで曲送り・曲戻し、2秒押しでボイスアシスタント起動となっています。ペアリングはスムーズで、接続にトラブルはありませんでした。
イヤーピースは↓のような一般的な形状。(ボケててすみません)
音質ですが、まず印象的なのは低音です。とにかく低音が響きます。一方、中高音は弱く、音の伸びもありません。低音が響きすぎて少しくぐもったように感じることもあります。
ただ総じて格安イヤホンの音質としてはかなり良い方だと思います。格安完全ワイヤレスイヤホンの進化を感じられるでしょう。
上質な音質で音楽を楽しみたいといったニーズには向きませんが、YouTubeで動画や音楽を視聴するとか、ゲームプレイ時にBGMを聴いておくとか、そういう用途にはピッタリです。
あと、通話品質も悪くありませんので、テレワーク用に安い完全ワイヤレスを持っておきたいという方にもよいでしょう。
というわけで、千円台の完全ワイヤレスイヤホンに興味がある方は試してみては。
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