今回は、前回↓でレビューした「Blackview BL9000」と比較する形で、「Blackview BL8000」を見ていこうと思います。
いずれも背面画面付きのタフネス(高耐久性)スマートフォンの新機種で、兄弟機となっています。
現在、「Blackview BL9000」はAliExpressのこちらのページで約55,000円、「Blackview BL8000」の方は、こちらのページで約37,000円となっています。
それでは見ていきましょう!
動画レビューは↓です。
外観とスペック – BL9000との比較
まず同梱物ですが、違いはチャージャーのワット数だけです。前回のBL9000は120w、今回のBL8000は33w。本体の最大充電電力に合わせたチャージャーが付いています。それ以外は同じ。
続いて筐体です。
デザインはよく似ていて、ディスプレイは6.78インチのパンチホールカメラ搭載2.4k解像度、120Hzリフレッシュレート。
背面には、1.3インチのタッチ操作対応サブディスプレイが付いています。
スペックは下記の通り。
SoCのDimensity 8020と7050の違いですが、後述するように8020の方はおおむね2020~2021年ハイエンドスマホ(Snapdragon 888/870)くらい、7050の方は2019年~2020年ハイエンドスマホ(Snapdragon 855、865)くらいのCPU性能です。
ほか、急速充電の電力やスピーカー、カメラなどで違いがあります。
背面ディスプレイはそれぞれほぼ1.3インチと変わりませんが、解像度が縦横100ピクセルほど異なります。(↓は左がBL9000、右がBL8000)
右側面は同じで、いずれも指紋認証付き電源ボタンと音量ボタンがついています。
左側面も同じ。爪で開けられるデュアルSIMスロットとスマートキーがついています。
下部には、いずれもスピーカー穴とキャップで守られたUSB Type-Cポート。
上部は異なり、BL9000はデュアルスピーカーなので上部にもスピーカー穴がついていますが、BL8000はついていません。また、BL9000の方はharmanロゴも刻印されています。
BL8000の重量は384g。BL9000よりも20gほど軽くなっています。
背面ディスプレイの機能
背面ディスプレイの機能はBL9000同様です。本体を傾けたり、タップすると表示されます。
デフォルト状態では日時とバッテリー残量。
右にスワイプすると通知が表示されます。
続いてはYouTube Music。
つづいて健康系データの表示。
つづいて現在地のお天気。
つづいて方位磁針。
つづいてカメラです。カメラは背面カメラの映像がリアルタイムで映され、背面カメラを使ってセルフィー的な撮影が可能です。
実際の使い勝手
OSはDokeOS 4.0で、シャオミのMIUIによく似た使いやすいUIです。
顔認証、指紋認証に対応しています。認証スピードはスムーズ。
また、手袋で操作が可能なグローブモードや、特殊な音でスピーカー穴を清掃するスピーカークリーニングもついています。
ディスプレイのリフレッシュレートは、60Hz~120Hzまで選択可能。
初期設定終了時のホーム画面は↓の通り。
プリインアプリは、Android標準に加えて、ツール系のタフネススマホならではなアプリがいくつか入っています。
ブラウジングや動画視聴はBL9000同様に快適です。
ただ、動画についてはシングルスピーカーが残念ポイントです。また、widevine L3である点も。
ベンチマークスコア
ベンチマークスコアですが、Geekbench 6がシングルコア・マルチコアそれぞれ1085、2561。
GPUスコアが2457です。
ストレージはUFS3.1なので↓のようにスピードは速めです。
性能高く高コスパなタフネススマホ
以上、見てきたBL8000ですが、3万円台にしては性能が高く、コスパは高いと思います。
widevine L3やシングルスピーカーといったポイントが残念ですが、それを除けば中華タフネススマホとしては、かなり性能は恵まれています。
というわけで、タフネススマホが気になっている方は、ぜひチェックしてみてください!
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コメント
「右側面は同じで、いずれも指紋認証付き電源ボタンと怨霊ボタン」って、音量ボタンのような気がします…。