今回は、Anbernic製の新型Linux携帯ゲーム機「Anbernic RG35XX 2024」の提供があったのでレビューします。
下記でレビューした「Anbernic RG35XX」のアップグレード版で、SoCやRAM、バッテリー容量が進化したことでPSPのエミュレートまでをサポートしています。
Anbernic公式ストアのこちらのページで、7,699円で販売開始しています。
↓のようなゲームボーイ風デザインのLinux携帯ゲーム機です。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
まず同梱物は、↓のように本体のほか、USB Type-A to Cケーブル、マニュアル、スクリーンクリーナー、スクリーンプロテクタです。
今回のレビュー品はクリアホワイト。このほか、クリアブラック、グレー、クリアパープルの合計4カラバリあります。
筐体はゲームボーイ風となっていますが、ボタンはABXYのほかL1/L2/R1/R2ボタンなどもついています。
スペックですが、SoCにはAllwinner H700というARM Cortex-A53のクアッドコア1.5GHzチップセットを、GPUにはデュアルコアのG31 MP2を搭載しています。
RAMは1GB LPDDR4、ストレージは64GB microSDです。システムはLinuxで、ディスプレイは3.5インチ(640×480)IPS。バッテリー容量は2,600mAhで、公称駆動時間は7時間。充電は5V/1.5Aです。
サイズは11.7×8.1×2.2cmです。振動モーターとシングルスピーカーも内蔵しています。
↓のように上部にmini HDMIがついています。
底面には、充電用のUSB Type-Cと3.5mmイヤホンジャック。↓
サイドには、電源ボタンとリセットボタン。また、2つのmicroSDカードスロットがついています。片方には、はじめから64GBのメディアが入っています。
逆サイドには、音量ボタンがついています。↓
重量は実測で175gでした。だいたいスマホと同じくらいの重さです。
実際の使い勝手
ホーム画面では、エミュレーター選択やお気に入りゲーム選択など、シンプルな6つほどのメニューを左右ボタンで選びます。
エミュレーターは30以上のハードのものがプリインされていて、PSPのエミュレートもサポートしています。
設定画面から言語を日本語に変えられるほか、バックライトや背景、ボタン設定など一通りのカスタムが可能。
RetroArchを立ち上げることもできます。
操作はいたってシンプル。エミュレータープレイをすることに特化したUIです。
シンプルで使い勝手良好な進化形
以上、「Anbernic RG35XX 2024」を見てきました。
前モデルから処理性能があがったことでPSPのエミュレートまでをサポートしたことが最大の特徴で、外観や使い勝手などは変わらず完成度高く使いやすいです。
やはりこのゲームボーイ風筐体は良いですね。
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