今回は、多数のミニPCをリリースしているMinisforumから登場したモバイルモニター「Minisforum MSSA156モバイルモニター」の提供があったのでレビューします。
2k解像度、最大144Hzリフレッシュレート、スピーカー搭載で、かつタッチ操作にも対応し、本体は薄型軽量という、この価格帯としては”ほぼ完璧”なモバイルモニターとなっています。
現在、同社公式ストアのこちらのページで、7,390円OFFの30,590円でセール中。
なお、同社公式ストアでは、↓でお伝えしたように現在大規模な周年セールを実施中です。
この中で、ミニPCと今回のモニターをセットで購入すると割引になります。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
まずは同梱物から。モバイルモニターあるあるですが、同梱物がたくさん入っています。
まずはモニター本体とスタンド機能付きケースのほか、給電用USB Type-Cケーブル、映像・データ通信用USB Type-Cケーブル、映像通信用USB Type-C to Aケーブル、HDMIケーブル(HDMI to mini HDMI)、30wのUSB Type-Cチャージャー。
また、各種マニュアル類、スクリーンプロテクタ、スクリーンクリーナーも同梱されます。
本体はとても薄型。
スペックですが、15.6インチ(2560×1440)WQHD解像度、パネルはIPS、タッチ操作対応でアスペクト比は16:9,視野角178度、コントラスト比1000:1、リフレッシュレート最大144Hz、輝度400ニト、色域100% DCI-P3、筐体はCNCアルミ合金製で、スピーカーは1w x2という構成。
HDR対応とありますが、HDR10やDolby Visionなど具体的な規格は書かれていないため、HDRコンテンツの再生はできる、というくらいの期待値でいましょう。
ベゼルが分かりやすいように無信号状態でモニタを映すと↓の通り。3辺狭ベゼルとなっています。
背面は、ポートやボタン類のある下半分が少し厚くなっています。
ポート類ですが、HDMI、USB Type-C x2、micro USBのほか、
右側面には3.5mmイヤホンジャック、メニューダイアル、電源ボタンがついています。また、底部にはゴム脚がついています。
厚さは、上半分の薄い方が約5mmと超薄型。
ポート類のある底部が、9.5mmとなっています。
重量は、実測で813g。かなり軽く感じます。
付属のスタンド兼用ケースを装着したところ。↓
ケースを付けても、かなり薄型軽量です。
↓のように立てかけて使います。
ケース込みで、1.37kgとなっています。重量だけを見ると重いように感じますが、15.6インチで1.37kgですと、手に取ると軽いと感じます。
実際の使い勝手
機能面や使い勝手を見ておきましょう。
接続ですが、給電・データ通信・映像出力をカバーしたAltモード対応の、いわゆるフル機能のUSB Type-Cポート経由であれば、USB Type-Cケーブル1本です。これは最近のノートパソコンやハイエンドスマートフォン、ゲーム機など。
給電に対応しないUSB Type-C出力の機器から接続する場合は、別途給電用のUSB Type-Cケーブルを接続するので2ライン接続です。
HDMIを使う場合も同様で、HDMIケーブルと給電用USB Type-Cケーブルの2本挿しになります。
サイドのジョグダイヤルをクリックすると、設定メニューが表示されます。
↓の言語設定や、
↓の輝度・音量等の設定、
↓のアスペクト比の設定、
↓のカラー設定など、よくあるモニターの設定が一通りできます。
MacBookやWindowsのノートパソコンと接続すると、↓のようにUSB Type-Cケーブル1本で、特に設定も不要でタッチ操作もできます。
Nintendo Switchと接続しても、全画面でジョイコン操作ができます。
輝度は400ニトということで、驚くほど明るいということはありませんが、通常のPC用サブモニタやゲーム機の出力先としては十分な明るさを持っています。
USB経由でのタッチ操作も遅延も特に気になるレベルではありませんでした。
PC用サブモニタとして必要な要素がほぼそろっている
以上、「Minisforum MSSA156モバイルモニター」を見てきました。
ミニPCメーカーのモバイルモニターらしく、解像度やリフレッシュレートが高いだけでなく、タッチ対応・スピーカー搭載・薄型軽量ボディと、PC用サブモニタとして必要な要素がほぼそろっています。
3万円のモバイルモニタとしては完成度高くよくできた商品ですので、モバイルモニタをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
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