MagicXが、昨年登場したポケットサイズのレトロゲーム機「Mini Zero 28」の改良モデル「Mini Zero 28 V2」の予約受付を開始しました。
価格は従来と同じ59ドル以下を維持しつつ、複数の改良が加えられています。
本機は2.8インチディスプレイを搭載しており、サイズ感はAnbernicのRG28XX(参考価格49.99ドル)に近いものの、SoCにはTrimUI Brickなどにも採用されているAllwinner A133Pを採用。
Anbernic RG28XXに使われている旧型のAllwinner H700よりも新しいチップとなります。
そのほか、2GBのDDR4メモリ、2,900mAhのバッテリー、Wi-Fiにも対応しています。今回のV2モデルでは、前モデルで指摘の多かったD-pad(方向キー)やショルダーボタンの押し心地が改善されているほか、USB Type-Cポートの位置も筐体に合わせて変更され、ケーブル接続の互換性が向上しています。
カラーはブラック、グレイシャー(氷河色)、パープルの3色展開で、64GBのMicroSDカードが付属します。
予約はMagicXの公式サイトで受付中とのことです。
個人的には、価格据え置きで物理操作系の使い勝手が改善された点は非常に評価できます。初代モデルを購入したユーザーからのフィードバックを活かした形ですね。