Microsoftから、新型の「Surface Pro」と「Surface Laptop」が正式に発表されました。
↓でリークした情報がいよいよ公開となりました。
そのうち、12インチのSurface ProはSnapdragon X Plus(8コア)を採用したArmベースのチップを搭載したモデルとして登場しています。
新Surface Proは、12インチ(2196 x 1464)のLCDディスプレイを搭載し、90Hzリフレッシュレート、400ニトの最大輝度、10点マルチタッチ対応という構成。
バッテリー駆動時間は最大16時間とされ、Snapdragon搭載機らしい長時間駆動が期待されます。
メモリは、最大16GB(LPDDR5x・オンボードのため増設不可)、ストレージは最大512GB。入門モデルは256GBとなっています。端子類はUSB 3.2 Type-C x2のみで、Surface Connect端子は省かれています。
通信はWi-Fi 7とBluetooth 5.4をサポート。重量は約1.5ポンド(約680g)で、スピーカーは2W x2を搭載。なお、ACアダプターは同梱されておらず、27W以上の出力に対応したUSB-C充電器での充電が必要です。
カラーバリエーションは「プラチナ」「オーシャン」「バイオレット」の3色。価格は799ドルからで、5月20日より予約受付開始となります。
また同時に、13インチの新型Surface Laptopも発表されていますが、こちらは13.8インチや15インチモデルと比べてスペックダウンしている点が目立ちます。
8コアSnapdragon X Plusを搭載し、13インチ・フルHD(1920×1080)ディスプレイは60HzでHDR非対応。
メモリとストレージはそれぞれ16GB、512GBにとどまり、上位モデルの64GB・1TBと比べて控えめです。
端子構成はUSB Type-C x2、USB Type-A x1、Surface Connectは非搭載。こちらのモデルもWi-Fi 7とBluetooth 5.4をサポートしています。
重量は約2.7ポンド(約1.22kg)。カラバリはSurface Proと同様の3色展開で、価格は899ドルから。こちらも5月20日より各種サイトで予約受付が始まります。
今回の2モデルは、共にSnapdragon X Plusを採用したArmベースPCとして展開される形になりますが、特にSurface Proは軽量でバッテリー持ちも良く、Web閲覧や文書作成といったライトな用途に適している印象です。
充電器が同梱されない点やポートの少なさには注意が必要ですが、初めてのArm版Surfaceとしては魅力ある選択肢になりそうです。