ASUSは、米国のAmazonで、14インチChromebookの「Chromebook C425」を発売しました。
プレスなどはなくこっそり登場していますが、日本でも早々に発売してほしいChromebookの「大本命」モデルと言えます。
従来モデルは「帯に短したすきに長し」
ASUSのChromebookは「C2xx」が11インチの小型モデル、「C4xx」が14インチのスタンダードモデルです。
今回登場したものはC425なので、14インチになります。
従来、「C4xx」系Chromebookは、「FLIP C434TA」と「C423NA」の2モデルでした。
「FLIP C434TA」はCPUにCore m3-8100Yを搭載し、8GB RAM、32GB eMMC、10時間駆動とスペックは十分なのですが、1.45kgという重さと8万円台後半という価格がネックでした。
360度回転のYoga機構も、不要なユーザーも多いでしょう。
いっぽうの「C423NA」は、360度回転非搭載、重量1.25kgと軽量で、10時間駆動、価格も3〜4万円と良いのですが、Celeron N3350 CPU、4GB RAMなどスペックが非力なのがネックでした。
もちろん、ブラウジングや簡単なメモ取りなど、かつてのChromebook的使い方であれば最適なのですが、近年はAndroid Studioが使えるようになったりと、Chromebookもそれなりのスペックを求められるようになってきています。
ある程度色々とやろうとすると、ストレスがたまる場面も出てくるスペックです。
このように、ASUSの従来モデルの14インチChromebookは、まさに「帯に短したすきに長し」だったのです。
そこに登場した「C425」
今回こっそり登場した「C425」は、まさに上記の点をすべてクリアした大本命モデルになっています。
スペックは、14インチFullHDディスプレイ、Core m3-8100Y CPU、8GB RAM、64GBストレージ、バックライト付きキーボード、USB Type-C/Type-A/MicroSDスロット、1.3kg、10時間駆動です。
軽量で、360度回転・タッチディスプレイは非搭載で、高めのスペックで499.99ドル(約53,000円)とお買い求め安い価格です。
14インチ画面ながら13インチモデルクラスのコンパクトボディというのもC423譲りです。
これぞまさに、「我々が求めていた14インチChromebookだ!」という方も多いのではないでしょうか。
日本での発売はアナウンスされていませんが、これまでの傾向から考えると、発売の可能性が高いでしょう。
ただ、多少のスペック調整は入るかもしれません。(ストレージを32GBにするなど)
いずれにせよ、日本での発売を楽しみに待ちたいと思います。
おわり
デイリーガジェットYouTubeチャンネル開設!
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、取り上げた商品をレビューする動画をYouTubeに公開しています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!