サムスンの3代目折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold3 5G」が届いてからというもの、快適な折りたたみ生活を送っています。
Z Fold3があまりに快適なため、iPad miniをはじめとしたタブレットは使わなくなってしまい少し寂しい気も。
そんなZ Fold3ですが、誰もが購入を躊躇するのが20万円を超える衝撃プライスだと思います。
毎月スマホやタブレットやPCを買いまくっている私でさえ、さすがに10秒ほど悩みました。(11秒で買いましたが)
270gのボディは折りたたみスマホとしては軽量化されているものの、一般的なスマホと比べると倍くらいあるダイナマイトボディということで、落下の悲劇によるダメージを少しでも軽減すべくケースを色々試しました。
やはり20万円超えの端末には最高のカバーを!ということで、サムスン純正品の最高値となる本革ケース「Z Fold3 Leather Flip Cover」を購入。
↓のようにカバーなのに中華スマホ級の13,000円くらいします。
で、実際に使ってみたのですが、これが微妙としか言いようがありません笑。いくつもの欠点があり、正直かなり後悔していますので今回はそれをお伝えします。
ケースの価格が高いのが問題なのではなく、価格に見合ったクオリティに仕上がっていないのが残念なのです。端末の仕上がりが素晴らしいだけに。
ちなみに当初期待していたのは、アップルの純正本革ケースのクオリティ。こちらは素晴らしく、革なのに薄くて軽くて、使うほどに味が出てくる極上ケースです。
サムスンにはもうちょっと頑張って欲しかった!ということで、レビューです。
まずは商品概要&良いところ
カバーは、↓のようなフリップ式。背面カメラ側で固定するタイプ。
革の割には、薄さと軽量さはかなり頑張っています。内側はマイクロファイバーで、手触りも良好。
重量は46g。手にとると、想像以上の軽さに驚きます。
装着するとこんな感じ。純正なので当たり前ですが、パーフェクトフィットです。
Z Fold3自体がギャグみたいな厚さなので、いくらケースが薄いとはいえノートパソコンくらいの厚さにはなってしまいます。ここまでは想定の範囲内で、特に後悔はありません。
フリップ部は開閉検知に対応しています。つまり、蓋を開けると画面がONに、閉じるとOFFになります。
タブレット形状にしたらこんな感じ。ヒンジ部が縮むので、左側に余りが出ます。
背面はこの通り。カメラ周りの切り抜きなど、本体とのフィット感は抜群です。
裏側のタグのようなものは何かというと、↓のようにタブレット形状でスタンドさせるための引っかけになります。
以上、Z Fold3 Leather Flip Coverの概要と、良い点をお伝えしました。
ただ、実際に使ってみると残念すぎるポイントがたくさん・・・・・・というわけで続いてネガティブポイント見ていきます。
残念すぎる点の数々
まずは蓋の部分。静止画では伝わりにくいかもしれませんが、ヒンジを守る部分がかなり柔らかく、ペランペランしています。ケースの軽さも相まって、なんというか、だらしないです。落ち着きがありません。カッチリしていないんです。
せめて蓋の部分のマグネットが強ければ良いのですが、磁力が弱すぎてフリップがまったく画面に固定されません。
そのせいで、↓のようにいつも蓋がズレて、開閉検知が勝手に作動することで、密かに画面ONになっています。
さらに、サブディスプレイにガラスフィルムを貼ると、↓のように蓋が浮きます。フィルムの厚さにもよると思いますが、3枚試して2枚は浮きました。
そして最も最悪なのが、背面のスタンド引っかけ部分。
これもマグネットで固定されるのですが、こちらも磁力が弱すぎるため、端末をポケットから出したり握り直したりすると、すぐに↓のように脇に飛び出してきます。
これをいちいち戻すのが面倒すぎて、両面テープで固定しました。スタンド機能は使いませんし。
以上、サムスン純正のGalaxy Z Fold3 5G用の本革ケース「Z Fold3 Leather Flip Cover」のレビューでした。
価格が高いのは良いんです。高くても、それに見合ったクオリティの高いケースを作って欲しかったです。もちろん特殊な形状なのでカバーの設計も難易度高いとは思いますが、Z Fold3本体の仕上げが素晴らしいだけに、残念です。
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