レノボから新型の11.2インチAndroidタブレット「Xiaoxin Pad Pro 2022」が中国で発売されました。
↓でレビューしたXiaoxin Pad Pro 2021からバッテリー容量など一部スペックはダウン。ディスプレイサイズも11.5インチから11.2インチに小さくなっています。
一方、ディスプレイは120Hzリフレッシュレートに対応し、またSoCがSnapdragon 870とMediaTek Kompanio 1300Tの2種類から選べるようになっています。
スペックは、Snapdragon版とKompanio版で共通して、11.2インチ(2560×1536)有機ELディスプレイ、128GB UFS3.1ストレージ、リア13MPフロント8MPカメラ、8,200mAhバッテリー、Android 12、263.7×167.7×6.8mm筐体、重量480g。
相違点として、まずSoCはCortex A77 x4とA55 x4のクアッドコアであるSnapdragon 870とAdreno 650 GPU、もしくはCortex-A78 x4とA55 x4のクアッドであるMediaTek Kompanio 1300TとMali-G77 MC9 GPU。
RAMも両者で異なっており、Snapdragon版は8GB LPDDR5 RAM、Kompanio版は6GB LPDDR4x RAMとなっています。
充電も、Snapdragon版が68wに対応しているのに対し、Kompanio版は30wまで、またBluetoothバージョンもそれぞれ5.2と5.1で異なります。
また、Snapdragon版は指紋認証と顔認証に対応していますが、Kompanio版は顔認証のみ。
価格はSnapdragon版が2,499人民元(約5万円)に対し、Kompanio版は2,199人民元(約4.4万円)です。
Kompanio 1300TはMediaTekが昨年発表したタブレット向けのフラッグシップSoC。ベンチマークスコアは、Antutu 8で70万ほどとSnapdragon 870と近くなっていますが、シングルコア性能は勝ります。
体感性能というよりは、指紋認証と充電スピードで5千円多く払うかどうかという選択ですね。
カラバリは下記3色。
ほか、前モデル同様に、4,096段階筆圧検知ペンとマグネット着脱式キーボードケースがオプションで購入出来ます。
2021年版からの改善のポイントですが、処理性能の向上ではなく、リフレッシュレートや充電スピードなど、普段の使い勝手に関わる部分をマイナーバージョンアップした印象の一台。2021年版から完成度は高かったですからね。
なお、スナドラ600系を搭載したミッドレンジの無印Xiaoxin Pad 2022は一足早く発売し、↓のようにセールも実施中。
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