GPD WIN Max 2実機を触ってきた!爆速10インチ極小ノートPC

10月末にいよいよ国内販売が開始する、GPD社の新型ゲーミングモバイルノート「GPD WIN Max 2」

Indiegogoのクラウドファンディングでも3億を超える出資が集まっている人気プロジェクトに。

↓でレビューした初代に続く2代目です。

2020/8/10追記:ゲーミングUMPCでライバル機となるGPD Win MaxとOneGx1の比較レビューをアップしました。↓ ...

こちら、秋葉原にあるハイビーム秋葉原本店で実機が展示されており、さっそく触ってきましたのでファーストインプレッションをお伝えします。

なお、GPD WIN Max 2は現在、ハイビームのこちらのページもしくはGPDダイレクトのこちらのページで予約受付中。バリアントごとの価格は、下記の通りです。

  • 16GB/1TB:税込163,400円
  • 16GB/1TB/LTE版:税込177,400円
  • 32GB/1TB:税込181,900円
  • 32GB/1TB/LTE版:税込195,900円
  • 32GB/2TB版:税込207,000円
  • 32GB/2TB/LTE版:税込221,000円

いずれもCPUはRyzen 7 6800Uで、LTEモジュールは14,000円で別途単体購入も可能。出荷は10月末予定で、1年間の国内保証が付きます。

まずはスペックおさらい

スペックは、6nmプロセスでTDP15-28w、8コア16スレッドのRyzen 7 6800U、GPUはRDNA2アーキテクチャのRadeon 680M、LPDDR5 RAM、PCIe4.0 NVMe M.2 2280 SSD、10.1インチ(2560×1600)10点マルチタッチディスプレイ、67Whバッテリーとなっています。

サイズは227x160x23mmで、重量約1kg。

振動モーターや3軸重力センサ、3軸ジャイロを搭載し、ゲームパッドはリニアトリガー付きのXBoxタイプ。

キーボードはQWERTYのフルキーボードで、2段階の明るさ調整付きのバックライト搭載です。

本体は6061アルミ・マグネシウム合金のアイアンブラック。

M.2接続のSIMスロットを装着でき、サイズはnanoのシングル。対応バンド帯は2G: GSM900/1800MHz、3G: WCDMA B1/B8 、 TD-SCDMA B34/B39 、 CDMA BC0、4G: LTE TDD B34/B38/B39/B40/B41、 LTE FDD B1/B3/B5/B8となっています。

ポート類は、USB4.0 Type-C x1、USB3.2 Gen2 Type-C x1、USB3.2 Gen1 Type-A x3、HDMI2.1 x1、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロット。

電源ボタンは指紋認証対応です。

100wの急速充電をサポートしており、公称バッテリー駆動時間は、処理の軽いゲームや作業で約14時間、普通程度のゲームや作業で6~8時間、処理の重いゲームや作業で3時間となっています。

1kgを超えている点が残念ですが、それ以外は非常にパワフルで期待できる一台です。

実機をご紹介

まず入力周りから。

キーボード上部にタッチパッド、左右にゲームパッドがついています。また、タッチパッド左のスイッチで、ゲームパッドをゲームコントローラーとして使うか、マウスとして使うかを切り替えるスイッチが。このあたりはGPDおなじみ。

本体はコンパクトながら、キーボードは広めに取られており、タッチタイピングも余裕。さらに右3列の記号キーエリアも省略されずに存在しますので、文章入力がしやすいです。UMPCは、筐体サイズの制約で記号系キーが数字キーの上にまとめられていたりすることが多いですからね。

左側面にはSD/microSDカードスロットとスピーカー、マイク。

右側面には、USB3.2 Gen1 Type-A x2とスピーカーです。

背面にはトリガーボタンL1/L2/R1/R2と、USB A/C、HDMI、3.5mmイヤホンジャックが並びます。小さいながら拡張性は犠牲になっていません。

底面はこの通り、M.2 SSDスロットと、4G LTEモデムを簡単に装着できるようになっています。

本機はノートパソコンとしても使いやすくなっています。ゲームよりも極小ノートPCとして使いたい方のために、ゲームパッドは↓のように蓋をすることができます。

外した蓋は、背面にマグネット装着可能。

印象:一回り大きくなったGPD Pocket 3

試しにMarvel’s Spider-Manをプレイしましたが、動きの激しいバリバリの3Dゲームながら非常にスムーズにプレイできました。

Ryzen 7 6800U、期待に違わぬ高性能です。

本体を触った印象ですが、GPD WIN Maxというよりも、↓でレビューしたGPD Pocket 3に似ています。

今回は、GPD社の新型8インチUMPC(超小型ノートパソコン)「GPD Pocket 3」をレビューしていきます! 現在、↓でお伝えし...

金属筐体でデザインが似ていて、キーボードの打鍵感もPocket 3に近いです。

厚みがあり、1kgの筐体なので、一般的なUMPCよりはゴツいです。OneMix4の倍くらいの厚みがあります。

今回は、多数のUMPC(超小型ノートパソコン)をリリースしているOne-Netbook社の新型モバイルノートパソコン「OneMix4」のサン...

ただ、1kgはノートパソコンとしては依然として軽いですし、何よりパワフルでキーボードなど入力周りも変則的なところが少ないため、総合的に使いやすさが良好な印象。

これはまさにパワフルなサブ機としてピッタリな一台でしょう。(メイン機として使えるスペックですが)

もちろん持ち運び用のPCゲーム機としても、現在販売されているどの機種よりもパワフルです。

GPD WIN Max 2は現在、ハイビームのこちらのページもしくはGPDダイレクトのこちらのページで予約受付中。バリアントごとの価格は、下記の通りです。

  • 16GB/1TB:税込163,400円
  • 16GB/1TB/LTE版:税込177,400円
  • 32GB/1TB:税込181,900円
  • 32GB/1TB/LTE版:税込195,900円
  • 32GB/2TB版:税込207,000円
  • 32GB/2TB/LTE版:税込221,000円

いずれもCPUはRyzen 7 6800Uで、LTEモジュールは14,000円で別途単体購入も可能。出荷は10月末予定で、1年間の国内保証が付きます。

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