新型2万円タブ「N-One NPad Plus」レビュー!画質もスピードも結構イイ

今回は、新型の廉価Androidタブレット「N-One NPad Plus」をレビューしていきます。

↓でレビューした「N-One NPad Air」の上位機種です。

今回は、新登場した1万円台Androidタブレット「N-one NPad Air」をレビューします。 1万円台ながら、FullHD+デ...

Airがこちらのページで通常19,990円で現在3,000円OFFの16,990円で販売されているのに対し、今回レビューするPlusは↓のページで通常26,900円のところ現在6,000円OFFの20,900円でセール中。

今回のPlusの方が3,000円ほど高くなりますが、画質・音質・処理性能いずれもAirよりも体感に明らかなほど上回っており、外観も洗練されているので、購入するなら今回のPlusにするべきです。特にディスプレイの綺麗さは印象的。

原神やAPEXなどのゲームも、グラフィックレベルを調整すれば十分にプレイできます。

それでは、見ていきましょう!

外観とスペック

まず同梱物は、本体のほかUSBチャージャー、USB Type-A to Cケーブル、microSDカードスロット用ピン、マニュアルです。本体には、はじめから保護フィルムが貼られています。

チャージャーはかなり小型軽量で10w。

マニュアルは日本語です。

つづいてスペックを見ておきましょう。

  • SoC:MTK 8183
  • GPU:Mali-G72 MP3
  • ディスプレイ:10.36インチ(2000×1200)IPS
  • RAM:6GB
  • ストレージ:128GB UFS
  • 拡張ストレージ:最大1TB microSD
  • OS:Android 12
  • カメラ:リア13MPフロント5MP
  • 通信:デュアルバンドWi-Fi、Bluetooth 5.0
  • センサ:加速度、光
  • widevine:L3
  • バッテリー容量:6,000mAh

MTK 8183はCortex-A73 x4、Cortex-A53 x4のオクタコア。2万円タブレットとしてはパフォーマンス高い方です。

10.36インチディスプレイは後述するように発色がクリアで輝度も高く、廉価タブレットとしてはかなり良質な画質。widevineはおなじみL3ですが、それ以外のスペックはこの価格帯にしては恵まれています。

メタル背面には技適マークやPSEマークも貼り付けられています。見た目に高級感があります。

側面にはmicroSDカードスロットと3.5mmイヤホンジャック。

電源ボタン、音量ボタン、充電用USB Type-Cポート。

スピーカーは両短辺にデュアル構成です。

手に取った印象はひんやり薄く、実測で8mm切っていますのでやはり廉価タブレットの中では薄めです。

重量は実測で491g。再軽量級ではないものの、500gを上回る機種も多い中では平均~やや軽めです。

N-One Airとの比較

Airと外観を比較してみましょう。

まずディスプレイについては、↓のように本機(右)の方が縦長。発色は明らかに本機の方が上回っています。

フットプリントも、ディスプレイに合わせて本機(上)が長くなっています。背面の作りも本機の方が上質です。

厚みはほぼ同じです。本機はエッジ部が鋭角にカットされています。

ベンチマークスコア

ベンチマークスコアを見ておきましょう。

Geekbench 5がシングルコア293、マルチコア1,298です。UNISOC T618機と同じくらいです。

ストレージはUFS搭載ということで、廉価タブレットに一般的なeMMCと比べて、特に読み込み速度が速くなっています。これが体感にも影響しています。

実際の使用感

本機を使ってまず印象的なのがディスプレイです。輝度が高く、発色も良く、黄色や青みがかったところがないため、とても見やすいです。

デイリーガジェットを表示したところ↓。もちろんブラウジングはストレスなくできます。

ゲームも、APEXや原神のようなタイトルでも画質を調整すればスムーズにプレイ可能。

たとえばAPEXであれば”スムーズ”設定にすれば引っかかりもなく動いてくれます。

超高解像度というわけにはいきませんが、多くのゲームもストレスなくプレイできる性能があるのは嬉しい限り。

また、サウンドも悪くありません。

短辺左右のスピーカー配置なので、両手で横向きに持ったときにスピーカー穴をふさいでしまうことがあるのが残念ですが、音質自体は良好です。

良質な2万円タブレット

昨今、3~4万円クラスには、OPPOやシャオミなどの大手が参入してきています。

さすがにそれらとくらべると劣るものの、一段安いクラスの1~2万円タブレットの中では、本機は外観・スペック・処理性能・画質・音質いずれも優れているといえるでしょう。

UNISOC T618やHelio G85は、廉価タブレットに採用されているチップの中では処理性能が比較的高めで、画質調整すれば重めのゲームも動いてくれます。それ未満では厳しくなります。

昨今は円安影響で2万円台タブレットもUNISOC T618クラスのチップが搭載できない新機種が増えていたのですが、そんな中にあって本機は特に6,000円OFFとなっている現在、高コスパとなっています。

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