多数のポータブルゲーミングPC(ゲーミングUMPC)をリリースしているAYANEOから、新機種「AYANEO Air Plus」が2月28日に発売されることが発表になりました。
同社公式サイトからか、もしくはIndiegogo等のクラウドファンディグからかは明らかになっていません。
本機の特徴は安さです。価格で勝負の端末。ベンチマークとしているのは、もちろん王者Steam Deckです。
Core i3-1215U、Ryzen 5 7520U、Ryzen 7 6800Uの3種類のCPUから選択できますが、Ryzen 7 6800U搭載機以外はSteam Deck同等もしくはそれよりも安くなる可能性が高そう。
Steam Deckは、Steamを運営するValveが販売しているポータブルにPCゲームをプレイする端末。
↓をはじめとして多数のレビューにも書かれていますが、ポータブルにPCゲームを快適にプレイするという観点ではSteam Deckに勝る端末はありません。59,800円~と価格も一番安いです。
これに対し、GPDやAYANEOなどの中国メーカー品は、スペックの高さなどで対抗してきました。それと引き換えに価格はSteam Deckの倍以上になってしまうのがネックだったのですが、今回のAYANEO Air Plusは価格面で対抗することを意図しているようです。
ディスプレイはいずれも6インチ1080PのIPS、46.2Whバッテリー搭載。その他の詳細スペックは未発表です。
パフォーマンスだけでは決まらないゲームのエクスペリエンスで、ゲーミングプラットフォームを運営する米ValveのSteam Deckに勝つのは至難の業でしょう。そういう意味では、中国メーカーが安さで勝負するというのは正攻法かもしれません。
ただ、ハード売りのAYANEOが、プラットフォームをベースにしたビジネスをしているValveよりもコスパで対抗するのも容易ではないでしょう。
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