ユニークなUMPC(超小型ノートパソコン)が登場しました。
それが↓の「MNT Pocket Reform」で、オープンハードウェアでトラックボール、7インチサイズの超小型Linuxマシンです。
MNT Research GmbHは、↓でお伝えしたMNT Reformをはじめとして、オープンソースのハード・ソフトで構成されたマシンをリリースしています。
今回の「MNT Pocket Reform」も、ケースやキーボード、プロセッサなどはモジュール化されていて取り外しが可能。自分でデザインしたパーツに取り替えることもできます。
コアのモジュールはNXP i.MX8M Plusで、Cortex-A53 x4、4GB/8GB DDR4 RAM、Vivante GC7000UL GPUという構成。
ディスプレイは7インチ(1920×1080)で、microHDMIから最大4K解像度での外部出力も可能。
ストレージは最大128GBのeMMCで、最大2TBのNVMe SSDやmicroSDカードスロットも搭載。バッテリーは8,000mAhで、USB-C充電に対応しています。
ポート類はUSB-C x2、microSD、microHDMI、有線LANで、OSはDebian GNU/Linuxほか、Arch等のディストリにも対応しています。
キーボードはアイソレーションタイプではなく、メカニカルスイッチでRGBバックライト搭載。Nキーロールオーバーにも対応。
サイズは20×12.6×4.5cmと分厚く、重量は現在はTBDとなっています。
スピーカーはモノラルで、MEMSマイクも搭載しています。
通信はWi-Fi 802.11 ac、Bluetooth 5.0。4G/5G/LTEモデムを入れられるWWANスロットや、microSIMカードスロットも搭載していますので、SIM運用も可能です。
本機はまもなく3/14に、CROWDSUPLLYのこちらのページでクラウドファンディングを開始予定。
価格は900ドルとそれなりに高額ですが、他の中華メーカー製UMPCとは異なる価値を備えた一台となっています。
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