GPD PocketをChromebookにできてLinuxアプリも使えるChromiumOS for GPD Pocket

下記でご紹介した「ChromiumOS for GPD Pocket」は、7インチUMPC「GPD Pocket」およびその後継機の「GPD Pocket 2」で動くChromeOSです。(オープンソース版ChromeOSの移植版)

2019.6.4追記:GPD Pocket 2向けも公開されましたので追記しました。 昨今隆盛を極めるUMPCの代表選手である...

GPD Pocketはディスコンですが、GPD Pocket2は絶賛販売中です。

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今回、最新のChromiumOSをベースに、GPD Pocket上で生じていた様々なバグをフィックスしたバージョンアップ版ChromiumOS for the GPD Pocket R84-13054.0が公開されました。

アップデート内容として、

  • OS全体での自動画面回転サポート(ブートスクリーン、Grubブートローダー含む)
  • 初期設定の簡易化
  • USB Type-Cビデオ出力サポート

以前のバージョンで不具合があったオーディオ、Wi-Fi、Bluetoothはいずれも問題無く動作しており、LinuxコンテナでDebian10をロードして、Linuxのソフトウェアを稼働させることもできるとのこと。

ただし、以前のバージョンをインストールしている場合は、再インストールが必要になるのに注意です。

開発者が掲げるこのOSの目標は「GPD Pocket上で軽量でセキュアでハイパフォーマンスで長いバッテリーライフを実現する」というのを掲げています。

実際、消費するディスクスペースも少なく、最新版でも安定して高速に動作するようです。

以前のバージョンでは、オーディオやBluetooth、画面回転など多くの機能に不具合がありましたが、かなり現実的に利用できる水準にまで完成度を高めてきているようです。

ダウンロードとインストール方法などはこちらのページにあります。

本OSを開発しているのは、自らをGeekと言い放つフロリダ州マイアミ在住のエンジニアKeith Myers氏です。

というわけで、型落ちUMPCの新たな使い方として魅力的で、しかもChromeOSというのは現実的でもありますね。

GPD PocketやPocket2を持っているけど使わなくなったという方は、ぜひチェックしてみてください。

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