現在、ポータブルゲーミングPCの決定打となっているASUSのROG Ally。
本機は今年、第2世代機が出ることがすでにASUS Indiaの幹部から明かされています。
これについて、6月4日から開催されるComputex Taipei 2024での登場が濃厚なようです。
一方で、「ASUS ROG Ally 2」がどのような外観・スペック・価格になるかについての情報は、いまだほとんど出てきていません。
唯一、次世代機は「2」のようなナンバリングではなく、「ASUS ROG Ally 2024」のような現行機のリフレッシュ版になるという情報が一部海外メディアで報じられています。
確かにROG Allyが搭載するRyzen Z1 Extremeは、競合機が搭載するRyzen 7 7840UやRyzen 7 8840U、Core 7 Ultra 155HといったAPUと比べても、現在でもパフォーマンスは劣っていないどころか一部は上回っています。
Steam Deckも、大きな変更ではなく一部構成をリフレッシュしながら、むしろコストパフォーマンスを改善して買いやすくする方向で進化させています。
また、MSI Clawについても同様に、毎年大幅にアップデートしていくというよりは、現行機をなるべく長い期間、一線でプレイできるような商品戦略をとっているようです。
ASUSのROG AllyやレノボのLegion Goも、驚くべき頻度でソフトウェア・BIOSのアップデートが入り、日々使いやすく進化しています。
翻ってGPDやAYANEO、One-Netbookのような中華メーカーのポータブルゲーミングPCといえば、数ヶ月ごとに次々と新機種が出て、最新機種を買ったと思ったらそれが届く前に次世代機のクラウドファンディグが開始してアップデートもほとんど無いというような流れが常態化していますので、ASUSやレノボ、MSIのような大手メーカーがポータブルゲーミングPCのライフサイクルを伸ばしてコスパを高め続けるような戦略をとってくれるのはユーザーとしては嬉しい限りですし時代にも合っていますね。
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