Lenovoが、中国市場向けに新たなゲーミングデスクトップ「GeekPro」シリーズを刷新し発表しました。
本モデルは、最大でNvidia RTX 5060 TiおよびIntel Core Ultra 9 275HXを搭載可能なハイスペック構成に対応。
エントリーモデルにはRTX 3050とCore Ultra 7 255HXを採用しており、ミドルクラスにはRTX 5060 TiとCore Ultra 7 255HXを組み合わせた構成も用意されています。
GPUにはOEM版のRTX 5060 Tiが使われており、非OEMの大型モデルと比べてややコンパクトな設計が特徴。ただし、シングルスロット仕様ではない点には注意が必要です。
ケースデザインにも手が加えられており、通気口を隠した新しい3Dフロントパネルを採用。内部のエアダクトもアップグレードされ、静音性と冷却性能の両立が図られています。
接続端子も充実しており、下記のような構成になっています:
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USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1
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USB 3.2 Gen 2 Type-A ×2
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USB 2.0 Type-A ×2
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USB 3.2 Gen 1 Type-A ×2
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HDMI ×2
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DisplayPort 2.1 ×3
その他の仕様としては、500Wの80 Plus Platinum認証電源ユニットやツール不要のHDDトレイ、M.2スロット×2なども搭載。
価格は下記の通り:
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ベースモデル(24GB DDR5 RAM、512GB SSD):CNY 6,599(約907ドル)
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上位モデル(32GB DDR5-5600 RAM、1TB PCIe 4.0 SSD):CNY 9,999(約1,375ドル)
なお、このモデルはグローバル市場では「Lenovo LOQ Tower Gen 10」として展開される予定です。