折りたたみディスプレイ搭載のノートPCやタブレットが市場を賑わせる中、Amazonもこの分野に参入する可能性が高まっています。
これまでHuaweiが18インチの「MateBook Fold」を発表し、Lenovoの「ThinkPad X1 Fold」やASUSの「ZenScreen Fold」など、未来感のある製品が登場してきました。
中でも注目なのは、Appleが2027年〜2028年にかけて発表を予定しているとされる「MacBook Fold」です。18.8インチの有機ELディスプレイを折りたたんで13インチサイズにできるというもので、業界内でも高い関心を集めています。
ところが、リークによると、AmazonがAppleよりも早く、折りたたみ型のFireタブレットまたはノートPCを市場に投入する可能性があるとのこと。
量産は2026年末から2027年初頭にかけて開始されると見られています。
ディスプレイサプライチェーン業界の権威であるRoss Young氏(DSCC CEO)もこれを裏付けており、Amazonはすでに関連部品の供給元と交渉を進めているようです。
Amazonといえば、手ごろな価格帯で展開している「Fire」シリーズで知られており、今回の折りたたみデバイスも高価格帯ではなく、より多くのユーザーが手に取りやすい価格設定になる可能性が高いと考えられます。一方でAppleやSamsung、Huaweiなどはプレミアム市場を主戦場とするでしょう。
なお、現時点ではディスプレイのパネルサイズや技術、OSに関する具体的な情報はまだ明らかにされていません。