GPD Win 5が登場!AMD Strix Halo搭載の次世代ゲーミングUMPC、最大210fpsで動作

GPDが最新ゲーミングUMPC「GPD Win 5」を正式に予告しました。新たにAMDの次世代アーキテクチャ「Strix Halo」を搭載し、高性能なRyzen AI Max+ 395 APUとRadeon 8060S iGPUを備えた初の携帯ゲーム機として、2025年8月1日から開催される中国・上海のChinaJoy 2025で正式発表される予定です。

Ryzen AI Max+ 395 APU搭載、Win 4から大幅進化の次世代機

GPD Win 5は、これまで同社の主力モデルだった「GPD Win 4」の後継機として位置づけられています。本機では、AMDの最新アーキテクチャ「Strix Halo」に基づくRyzen AI Max+ 395 APURadeon 8060S iGPUを採用。これらのチップは本来、高性能ミニPC向けとして設計されたものですが、GPDはこれをUMPC(超小型パソコン)に搭載し、冷却性能も含めてゲーミングに最適化しているとしています。

内部構成では、CPUにZen 5コア、GPUにはRDNA 3+アーキテクチャが使用されており、同社の従来モデル(Ryzen AI 9 HX 370搭載)と比べて処理性能・AI処理・グラフィック能力のいずれも向上しているとみられます。

なお、現在のところ本体デザインは一部非公開とされていますが、先行リーク情報では「GPD Win 4」に搭載されていたスライド式ディスプレイ内蔵キーボードが廃止される可能性があるとのこと。全体のデザインは引き続きPlayStation Portable風の横長スタイルを踏襲しているようです。

最大210fpsを実現、冷却性能も注目

GPDはパフォーマンスの一端として、AAA級アクションゲーム『Black Myth: Wukong』を動作させたデモ映像を公開。この映像では、解像度720p・低設定・TSR(Temporal Super Resolution)有効と思われる環境下で、約169~210fpsの高フレームレートを記録しています。

消費電力は55~61W、筐体内部の温度は**64〜66℃**に保たれており、冷却性能と静音性のバランスにも配慮されていることが伺えます。ただし、冷却ファンの回転数やノイズレベルなどの詳細は明かされていません。

GPDは本機について、ChinaJoy 2025(8月1日〜4日)にて正式発表を行うと予告しており、現時点では筐体サイズやバッテリー容量、ストレージ構成などの細かいスペック情報は未公開です。

日本国内での発売は不明、今後の動向に注目

2025年7月時点では、GPD Win 5の日本国内販売や価格に関する情報は未定です。ただし、GPD製品はこれまでも国内正規代理店やクラウドファンディング経由で展開されてきた実績があるため、今後の発表に期待が持てます。

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引用元:GPD, Notebookcheck