電子ペーパーとカラー液晶の両面タブレットEpad X

面白いタブレットが出そうです。

EewriteのEpad Xは、片側に電子ペーパー、もう片側にカラー液晶を搭載した両面タブレットです。

Eewriteは、クラウドファンディングのキャンペーンで、この世界初のタブレットをまもなく立ち上げる予定です。

価格や発売日については、まだ情報がありません。

Notebook Italiaによれば、Eewriteは現在、ソフトウェアとハードウェアの開発に専念しており、このタブレットをより薄くするべく苦心しているようです。

公表されているスペックは下記の通りです。

  • モデル名:EPAD X
  • 解像度:1536×2048(LCD) 1200×825 (電子ペーパー)
  • CPU :MT8176 6コア
  • ストレージ:2GB+32GB(もしくは64GB/128GB)
  • 画面サイズ:9.7インチ
  • 充電:USB Type-C
  • バッテリー容量:5,000mAh

タブレットには物理ボタンが搭載されており、これを押すことで、裏表の切り替えができるようです。

両面同時には使えず、電子ペーパー利用時にボタンを押して裏返すと、カラー液晶の画面が使えるという方法です。

また、本機はワコム製4,096段階筆圧のスタイラスに対応しており、電子書籍などのドキュメントを読むだけでなく、メモやノートも電子ペーパーでとれることになります。

今話題の折りたたみとは別のアプローチで、かつてあった両面スマホと比較しても、タブレットの方が電子ペーパーの活躍シーンは多いでしょう。

同社が取り組んでいる薄型さえ克服できれば、結構面白いジャンルになる可能性を秘めています。

Eewrite Epad X first dual screen tablet with color display, e Ink display and Wacom pen