GPD Technology社の8.9インチUMPC(超小型PC)であるGPD P2 Maxが、まもなく8/25 14:00頃に、Indiegogo上でのクラウドファンディングを終了します。
すでに1,570名から、1億円以上の出資を集めており、目標の約1,200%という、大成功を収めています。
GPD P2 Maxは、競合のOneMix3やChuwi MiniBookと異なり、タッチパッドを備えて若干大型である点が特徴です。
その特徴を活かし、キーボードについてもかなり自然な配列を実現している点は高評価です。↓
また、他のUMPC各社と同様、日本ユーザーを重視することを明言しており、蛍光の日本語ステッカーもついてきます。↓
競合各社が出荷を始める中、GPD P2 Maxも急ピッチで量産を前倒しし、すでに初期ロット分の出荷をスタートしています。↓
価格は、下記の通り2種類です。
- Celeron 3965Y/8GB RAM/256GB SSDモデル
- クラウドファンディング:$529(約57,000円)
- 小売価格:$635(約68,000円)
- Core m3-8100Y/16GB RAM/512GB SSDモデル
- クラウドファンディング:$705(約76,000円)
- 小売価格:$842(約91,000円)
廉価版のCeleronモデルと上位モデルのCore m3で、カラーが異なります。
↓の通り、廉価なCeleronモデルがシルバーで、Core m3モデルがAmber Blackです。
スペックは下記の通りです。
※「/」をはさんで2つ並んでいるものは、左が廉価なCeleronモデル、右がCore m3モデルです。
- カラー:Silver/Amber Black
- OS:Windows 10 Home 64bit
- ディスプレイ:8.9インチ(2560×1600)10点マルチタッチ IPS
- CPU:Celeron 3965Y/Core m3-8100Y
- GPU:UHD Graphics 615
- ストレージ:256GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD/512GB
- RAM:8GB/16GB
- Bluetooth:4.2
- インターフェース:USB A x1, USB Cx1, 3.5mmジャック, Micro HDMI 2.0
- バッテリー容量:9,200mAh
- 稼働時間:約10-12時間(使い方による)
- 重量:650g
- サイズ:213 x 149.5 x 5.5-14.2 mm
- 付属品:チャージャー(5V==3A, 9V==3A, 12V==2.5A, 15V==2A)、保証書、スペック表
クラウドファンディング終了後は、一般販売開始が待っています。
すでに日本のAmazonでも予約販売が開始されており、現在は9月15日出荷予定となっています。
↓は安価なCeleronモデルです。
Core m3-8100Y搭載の上位モデルは、↓になります。
これで、GPD P2 Max、OneMix3、Chuwi MiniBookの3モデルが2019年後半のUMPC主要プレーヤーとなることが確実です。
いよいよ主戦場が8インチクラスに移ってきたUMPC市場から、ますます目が離せなくなります。
おわり
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