Switchドックにもなる万能小型GaN充電器「SuperHub SE」レビュー【最強だこれ…】

現在、MakuakeでクラウドファンディングをしているZENDURE「SuperHub SE」をレビューしていきます。

一見すると普通のチャージャーなのですが、こちらひと味違う便利機能を多数搭載しており、これまで使っていたAnkerから早くも乗り換えてしまいました。

現在、Makuakeのこちらのページでクラウドファンディング中です。

49日を残していながらすでに約650人から550万円ほど集めてプロジェクトは成功。

価格は、↓の通り税込8,180円です。一般販売予定価格の31%OFFとなっています。

というわけで、さっそく見ていきましょう!

開封と外観

外箱は↓のようにシンプルで落ち着いたデザインです。

同梱物は下記の通り。本体のほか、USB Type-C to Cケーブル、ACケーブルです。USBケーブルが1本追加になったプランもあります。

本体は、背面にACケーブルを挿すようになっています。↓

USB経由でも給電できますが、AC経由のほうが出力が高いのでお勧めです。

コンセントに入れると、↓のようにロゴが緑色に発色します。

こんにち多くの多ポートチャージャーは、Ankerのヒット以降は↓右のようにチャージャー本体から直接アダプタが出ているタイプが一般的になりました。

そのため、初めは「ACケーブルをつなげるなんて、パソコンの充電アダプタみたいだな」と思いました。

ただ、実際にデスクで使う場合、コンセントは足元にあるので、↓のようにそこから本体のみ机上に出して使うことができ、大変便利です。

コンセントがデスクの正面にあるのでしたらAnkerタイプが良いのですが、多くは背面や足元にあると思うので、そうなるとポート類を手元に置きやすいこのタイプの方が使い勝手が良いのです。

また、「ACケーブルは持ち運びがちょっと……」と思われるかもしれませんが、本機はUSB経由でも給電できます。

そのため、外出や出張の際はACアダプタ無しでUSBケーブルのみ、オフィスや自宅ではACケーブルに挿して高出力で使う、という使い分けができます。

こういった細かい使い分けが様々にできるのが、本機の大きな魅力の一つです。

ポート類は下記の通り。

USB Type-Cが2つ、USB Type-Aが1つと、HDMIがついています。

ポートにHDMIがついていることは、他にはない本機の特徴の一つです。

じつはこれ、ただの充電器ではなく、ハブ機能を持っているのです。

そこは追って詳しく見ていくとして、まずスペックを確認しておきます。

まず下記は、ACにつないで給電した場合です。

  • ポート:
    • AC充電
    • USB3.1 Type-C(30w充電、5Gbpsデータ転送)
    • USB3.1 Type-C(18w充電)
    • USB Type-A(7.5w=5V/1.5A充電、5Gbpsデータ転送)
    • HDMI 2.0(4k@60Hz, 1080p@60Hz)
  • 出力:合計48w
  • 重量:131.7g
  • サイズ:83x58x30mm

Type-Cは、一つが30wで5Gbps高速データ転送対応(PD/Hubと記載のあるポート)、もう一つが18w充電用です。

USB Type-Cは両方とも、急速充電規格であるUSB PDに対応しています。

USB Type-Aも5Gbpsの高速データ転送に対応しています。

HDMIは、4kの60Hzの映像出力に対応しています。

また、USB Type-Cから給電した場合、出力は下記のとおりです。

  • 入力:USB Type-C:5V/1.5A
  • 出力:USB Type-A:5V/900mA
  • USB Hub:USB Type-A 3.1 5Gbps、HDMI2.0(4K@60Hz、1080p@60Hz)

本体は、↓のようにコンパクトです。

重量は、実測で125gでした。↓

実際の使い方

一番オーソドックスな使い方は、ACケーブルでコンセントから給電し、多ポートのUSBチャージャーとして使うことでしょう。

パワー半導体にGaN(窒化ガリウム)を使っており、小型軽量ながらパワフルという同素材の特徴が活きています。

高出力のUSB Type-Cポートでは、MacBook ProなどのUSB給電に対応したノートパソコンに給電することができます。

18w出力の方でも、iPad Proやスマートフォンの充電には十分です。

冒頭にも書いた通り、ACがケーブルで伸びているため、コンセントが離れた場所や足元にある場合でも、本機だけをデスクの上に出して使うことができます。

この時点でとても使い勝手が良いのですが、本機にはもう一つ、Hub機能というユニークな特徴があります。

ざっくり言えば、USB Type-Cで接続した機器の映像を、HDMIから出力できる機能です。

たとえば、本機のUSB Type-CでMacBook Proを充電するとします。その時、本機のHDMIと外付けディスプレイを接続すれば、外部モニタとしても使えるのです。

スマホでも、SamsungのDeXやHuaweiのPCモードなど、外部モニタ出力でPCのように使える機種では、同様の使い方ができます。

それだけではありません。

通常、専用ドックがないと外部モニタ出力ができないNintendo Switchにも対応しているのです。

お気に入りの使い方は、↓のようにモバイルディスプレイの給電を本機のUSB Type-Cから行い、もう一つのUSB Type-CとSwitchをつなぎ、そして本機とモバイルディスプレイのHDMIを接続すれば、↓のようにSwitchのゲームが外部モニタでできてしまいます。

モニタ用の専用コンセントにつながず、モニタを使えるのは大変快適です。

もちろん、↓のように通常の充電でも、Switchに対応します。

映像だけではありません。

そもそも5Gbpsデータ転送に対応しているため、たとえばデジカメとPCを両方本機につなげれば、デジカメの写真をPCに高速転送してくれます。

便利です!

というわけで、現在クラウドファンディング中のZENDURE「SuperHub SE」を見てきました。

コンパクトでパワフルなGanチャージャーとしても、外部ディスプレイやデータ転送のハブとしても使える一台です。

デスクの上に一つあると、何かと重宝します。

一般的な多ポート充電器を使っている方は、ぜひこの便利さを体感してみてください。

現在、Makuakeのこちらのページでクラウドファンディング中です。

発送は2020年8月を予定しています。

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