2020/7/1追記:本プロジェクトのストレッチゴール達成により、付属アダプタがアップグレードされました。↓
6月24日にIndiegogoでクラウドファンディングを開始した「Chuwi LarkBox」
高コスパPCを多数リリースしているChuwi社ならではな攻めた価格(約16,000円)と実用的なスペックで、プロジェクトは大成功となっているようです。
最大の特徴は、重量わずか127gで、一辺数cmという極小サイズです。
こちら、実機をご提供いただきましたので、さっそくレビューしていきたいと思いますよ!
実際に使ってみて、そのサイズ感はもちろんのこと、動作スピードに少し驚きました。普通に快適です。
ちなみに、Chuwi社のご厚意により、最安値となる「デイリーガジェット特別価格」(Secret Perk-daily-gadget)を数量限定でご提供いただいております。
こちらのリンクから入ると、16,051円(為替により変動します)と、最大値引きとなる25%OFFで購入(正確には出資)可能です。
(売り切れていても、また数量上乗せしてもらえることがありますので、もし売り切れていても数時間後にまた見に来て下さい)
発送は8月を予定しています。
それでは、さっそく見ていきましょう!
開封とスペック確認
Chuwi社おなじみの段ボール風の外箱に、下記のセットが同梱されています。
LarkBox本体、充電アダプタと、VESAマウントアタッチメントです。
VESAマウント対応のディスプレイ背面に装着して、一体型PCのように使うことができます。
実機を手に取ると、想像していたよりも軽く小さく驚きました。
「中身空っぽかと思った」というのは軽いパソコンへの有名な褒め言葉ですが、まさにその表現がピッタリの大きさ・軽さです。
↓のように指先でつまむようにして持つのは、デバイスの小ささや薄さを強調するためによくある表現方法ですが、本機は本当に無理なくこのような持ち方ができます。(指先で持つと痺れそうになるくらい微妙な重量のPCもよくありますので)
前面には↑に見える電源ボタンがあります。
側面には、microSDカードスロットと3.5mmイヤホンジャックです。↓
背面には、USB Type-A x2、USB Type-C、HDMIポートです。↓
上部には廃熱穴とCHUWIロゴがついています。↓
底面には、VESAマウント装着用ネジ穴と、M.2 SSD、Celeronマークです。
デザインは、本機のコンセプトを体現したようなシンプルさです。
実測は、本当に127gでした。↓
スペックは下記の通りです。
- 製品名:LarkBox
- OS:Windows10 Home/Linux
- CPU:Intel® Celeron J4115
- GPU:UHD Graphics 600
- RAM:6GB LPDDR4
- ストレージ:128GB eMMC
- サイズ:61x61x43(H)mm
- 重量:127g
- Wi-Fi:802.11a/ac/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
- Bluetooth:5.1
- インターフェース:USB-A 3.0×2、HDMI、Type-C(充電)、128GB Micro SD、3.5mmイヤホンジャック
- 増設(付属なし): M.2 2242サイズSATA SSD(最大2TB)
Celeron J4115、6GB RAM、128GBストレージ搭載で、さらにM.2 SSDで最大2TBまで増設できます。
このサイズにしてこのスペック、そして1万円台という価格。まさにChuwi社の強みをいかんなく発揮した高コスパPCです。
電源については、付属のUSB Type-Cアダプタで給電します。出力は12V/2Aなので、モバイルバッテリーなどでの給電は難しいかもしれません。
VESAマウントは↓で、ネジも付属します。
サイズは何度見ても驚きです。
↓は32インチのディスプレイと接続したところですが、右下に見える小さい箱が本機です。一番右がアダプタなので、アダプタとあまり大きさが変わりません。
ミニマリストだけでなく、デスク周りをすっきりさせたい方には最適なPCです。
もちろんBluetooth対応ですので、↓のようにマウスとキーボードをBluetooth接続にすれば、ケーブルも少なく、さらにすっきりします。
実際の使用感:速度も出て結構快適
電源ボタンを押すと、↓のように青色LEDが発光して起動を知らせてくれます。
起動すると、おなじみCHUWIロゴが表示されます。↓
セットアップを完了したところです。↓
この小さなボディで4k映像出力対応なので、↓のように32インチ4kディスプレイの広大な画面で操作ができました。
PCのプロパティを開くと、↓のようにちゃんと6GB RAMとCeleron J4115搭載が分かります。Windowsは10のHomeで、64bitです。
一通りのWindowsアップデートやプリインアプリのアップデートを完了した段階で、ストレージは残り84.8GBでした。↓
さて、Celeron J4115の実力が気になるところです。
定番のベンチマークソフトCINEBENCH R20を回してみると、CPUスコアは489となりました。
500に迫るスコアで、昨今の省電力PCに搭載されているCeleron N4100よりも20%ほど高くなっています。
Celeron N4100であっても、オフィスソフトやブラウジング、動画視聴など一通りの操作でストレスを感じることはあまりありませんが、それよりも高速です。
第8世代Amber LakeのCore i7-8500Yに迫るスコアになっており、省電力CPUとしてのN4115の実力の高さがうかがえます。
↓は4k動画を再生しているところですが、立ち上がり含めて引っかかりもほぼなく、快適に視聴できます。
ストレージは、CrystalDiskMarkの計測値で↓のようになっています。
SSD化してストレージアクセスも改善することでさらに高速化したい方は、M.2スロットを利用しましょう。
底面の4つのネジを外せば、↓のように簡単に増設できます。最大2TBまでです。
ドライバは特殊な形状・サイズのものは必要ありません。
さらに内部まで覗いてみた写真を、↓の記事で紹介しています。
総合的な満足度が高い極小PC
以上見てきたとおり、「Chuwi LarkBox」は、極小サイズで超軽量という外形的な特徴のほか、16,000円という価格の強さ、そしてCeleron J4115を採用したことによる処理速度の向上と、総合的な満足度の高い一台となっています。
ガッツリとゲームやクリエイティブ系用途に使わないライトな用途であれば、必要十分な性能を備えています。
本機はIndiegogoでクラウドファンディングを実施しており、発送は8月を予定しています。
Chuwi社のご厚意により、最安値となる「デイリーガジェット特別価格」(Secret Perk-daily-gadget)を数量限定でご提供いただいております。
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