ポケットに入るLinux端末「Pocket P.C.」デザインファイルがGitHubで公開

下記でお伝えした、Popcorn Computerによる、ポケットに入る4.95インチ液晶でキーボードを搭載したLinux端末「Pocket P.C.」が、ハードウェアのデザインファイルをGitHubでリポジトリを作成し公開しました。

わくわくする話が飛び込んできました。 まもなく、Linux搭載、QWERTYキーボードと複数USBポート搭載の4.95インチポケットコ...

リンクはこちらで、CC BY-SAライセンス(Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 United States License)による配布です。

Pocket P.C.は、こちらのページで完成品の予約も引き続き受け付けています。

価格は下記の通り、本体のみが199ドル(約21,000円)、サブギガ帯を使った長距離通信が可能なLoRa搭載の上位構成が299ドル(約32,000円)となっています。

スペックは下記の通りです。

  • ハードウェア
    • CPU:1.2 GHz Quad-Core ARM Cortex-A53
    • RAM:2GB DDR3
    • ストレージ:32GB eMMC
    • ディスプレイ:4.95インチ Full HD 1920x1080px IPS LCD
    • microSD、バックライト付きキーボード、シリコンボタン
    • バッテリー容量:3,200mAh(着脱式)
    • 通信:2.4 GHz Wi-Fi / Bluetooth 4.0
    • 拡張性:USB Type-C x4(USB PD対応)
  • ソフトウェア
    • Debian 10(Mainline Linux)
    • Gadget OS & Buildroot対応
    • オープンソースのキーボード、LEDコントローラ(ファームウェア)

完成品の方はテストが完了しておらず、生産・出荷が遅れているようです。完成する前にデザインファイルをオープンソースで公開しているのが面白いですね。

なお、キーボードレイアウトについてはこちらのスレッドでユーザーからのフィードバックを集めてやりとりが行われています。

完成品の出荷日はまだ未定です。

コミュニティのやりとりや開発日誌を読みながら、気長に待ちましょう。(もちろん頓挫するリスクもあります。もしクラウドファンディングをする場合は、よく読んで判断しましょう)

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